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就職活動体験記
2017.02.21

『自分に合った就職先と試験対策法を見つけることが大事』
特別区へ就職内定(公務員採用試験)

就職活動体験を紹介してくれた方情報コミュニケーション学部4年 岩瀬 智亮さん

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就職先 特別区
その他内定先 国税局、某市役所

公務員になろうと思ったのはいつ頃ですか?またその理由は?

大学入学当初から、就職先の1つとして視野に入れていました。その後もいろいろ悩み、大学2年生のときに公務員になろうと決意しました。理由としては、高倍率の中で面接によって勝ち残らなくてはならない民間企業での就職活動よりも、筆記試験である程度ふるいにかけられる公務員試験の方が自分に合っているのではないか、という考えがあったからです。この頃は、こんな公務員になりたい、公務員になってこんなことをしたい、というイメージは全く持っていませんでした。

公務員試験の勉強を始めたのは、いつごろですか?

大学3年生の4月ごろから予備校に通い始めました。勉強期間をしっかりと確保することができたので、まずは予備校のとテキストの内容を頭に叩き込み、その後ひたすら過去問集を解いていました。自宅ではあまり勉強に身が入らない性格なので、自習室や大学のに開館から閉館までこもり、自宅では好きなことをしてリラックスする生活を送っていました。

民間企業はしましたか?

受験していません。公務員試験と民間企業の就職活動を並行し、結果を残している人ももちろんいます。しかし、私自身は民間企業の就職活動に時間を割く余裕はなく、もし民間企業にも目を向けていたら、どちらも中途半端になってしまっていたと思います。精神的にきつい時期もありましたが、失敗したら後がない状態で試験に臨んだことが合格に繋がりました。

公務員試験を目指す在へメッセージやアドバイスをお願いします。

公務員を目指したいけど、なりたい理由がない。という声をしばしば耳にします。「安定しているから」、「ワークライフバランスがしっかりしているから」という理由ではなく、国民や住民のために…というしっかりとした理由がないと駄目だと考えがちなのだと思います。しかし、勉強を始める段階では利己的な理由で十分です。むしろ利己的な理由を持ち続けなければ、モチベーションを維持できないと思います。もちろん最終的にはしっかりとした理由や展望を持ち、説明できる状態にしなくてはなりません。しかしそれは、筆記試験の勉強をしたり、いろんな説明会に足を運んで少しずつ作り上げていけばいいと思います。試験勉強の期間は、筆記試験だけではなく、自治体や官公庁について調べて、自分のやりたいことなどを見つけるための期間でもあります。

公務員試験に限らず言えることですが、結果や手応えに一喜一憂せず、気持ちを切り替えていくことが大切です。公務員試験受験者の大半は、国家一般職や地方上級職など複数の試験種を受験すると思います。これらの試験はだいたい一週間毎に行われるため、1つ1つの試験が実施される間隔が非常に短いです。ある試験の手応えが悪かったからといって、それを引きずってしまうと、次を万全な状態で迎えることができません。試験を終えたその日は、友達や家族とおいしいものを食べるなど、気持ちを切り替えてから次の試験の対策をするのがお薦めです。(私は試験が終わるたびに、友達や先輩を呼び出して食事に付き合ってもらいました。)

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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