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OB・OG奮闘記
2019.01.31

【卒業生の今を紹介】NPO法人アートネットワーク・ジャパンで活躍!植田あす美さん

協力してくれた植田あす美さん(2014年学部卒業)

勤務先 NPO法人アートネットワーク・ジャパン(芸術/NPO・総合職)
  • 2014年3月、文学部を卒業。
  • 国際海洋事業プロジェクトサポート、芸能事務所公演事業部広報を経て、NPO法人アートネットワーク・ジャパンに入職。現在、クリエイティブ室に所属し、豊島区で行われている「東アジア文化都市2019豊島」広報を担当。入職1年目。
  • 時代は明治大学シェイクスピアプロジェクトに力を入れていた(2011年度公演『冬物語』プロデューサー)。

現在の仕事について教えてください。

NPO法人アートネットワーク・ジャパンに所属し、豊島区で現在開催中の日中韓文化交流事業「東アジア文化都市2019豊島」の広報を担当しています。

東アジア文化都市とは、日中韓の都市間で文化交流を行う事業で、豊島区は区を代表する「マンガ・アニメ」「舞台芸術」「祭事・芸能」の3本の柱で1年を通しさまざまな事業を行い、中国・西安市、韓国・仁川広域市と共に文化交流を行います。

現在は2月1日に行われる開幕式、オープニング展示に向け、リリース配信準備や当日の取材対応など、プレス対応を主に担当しています。その他、SNSの更新やホームページ内ページの企画案作成、区内放送テレビ番組への出演や台本確認も行います。

植田さんの1日の流れ

イベントや会見などにより日々変則的な業務を行うため、リリース配信を行う1日の例をご紹介します。

11:00始業 前日のニュース確認やクリッピング、メールチェック
12:00 イベントや会見のリリースをチェック・作成、打ち合わせ資料作成など
13:00 お昼休憩
14:00 区庁舎に移動し、リリース配信作業
17:00 区内広報番組打ち合わせなど
18:00 事務所に戻りSNS文言作成など
19:00 終業・帰宅

取材の立ち合い中は、インタビューが内容と逸れないか真剣です

現在の仕事を選んだきっかけを教えてください。

高校時代に出会ったニュージーランド演劇を将来日本で上演したいという目標があり、この目標に向けて、国際背景や文化背景を伝える文化事業にかかわりたいと思い、2度の転職を経て現職を選びました。

現在の仕事について、学生時代に抱いていたイメージとギャップを感じるところはありますか?

仕事の内容が多岐にわたるところです。イベントの進行や取材対応以外にも、SNSや記録のためにカメラを片手に撮影を行う、自ら広告塔として番組に出演する、チラシの配送を各地に行うなど、表舞台と裏方のどちらの顔もあります。

仕事をしていて一番うれしかったことは?

かかわった事業や公演の反応を頂いたときです。最近だと、担当事業のPR映像が公開され、SNSや実際に映像を見た方から反響を頂いたときです。

アニメ作家 久野遥子氏、映画監督 山下敦弘氏 共同監督によるPR映像

一番つらかったことや苦労したことを教えてください。

仕事が多岐にわたるため、コントロールができないといくらでも仕事が増えていくことです。また、アンチコメントに落ち込むこともありますが、自分の宣伝する事業や公演は自信を持って宣伝をしているので、関心を持っていただいてありがたいなと脳内変換するように心掛けています。

仕事におけるマストアイテムはなんですか?

担当イベントのプログラムや事業のチラシです。媒体への連絡や、取材の立ち合いの際に資料として使用します。もっとたくさんの方に知っていただくため各地へ配送したり、イベントで配布したりすることもあります。第二の名刺と言っても過言ではありません。


担当イベントのプログラムや事業のチラシ

明大生に向けてメッセージをお願いします。

在学中は、演劇活動や当時の目標、卒業論文テーマに至るまでとにかく好きなことを突き詰めていました。先生や友人にとても感謝しています。

社会に出て仕事をすると、最初から自分の好きなものやお勧めできるものを広報できるわけではありません。しかし、世の中の方々にどう知っていただくかを試行錯誤するうちに、自信を持って発信できるようになることが大事だと、仕事をする上で考えています。

ぜひ多くの明大生の皆さんに、「東アジア文化都市2019豊島」や、オープニング展示「オール豊島・ウエルカム・東アジア」「区庁舎がマンガ・アニメの城になる」へ足を運んでいただきたいです!お待ちしています!

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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