Meiji NOW 明治とつながる 今をつたえる。

ようこそ研究室へ
2017.07.21

【商学部】山下洋史ゼミナール「経営組織における情報管理とマネジメント・モデルを学際的に研究する」

kenkyu34_1

ゼミ概要紹介

組織における情報管理とマネジメント・モデル」を主たるテーマとし、研究しています。ゼミの進め方は、前半に論の輪読を行い、後半に時事問題をテーマとしたディスカッションを行っています。

山下ゼミではこんなことを学んでいます!

「情報社会」と呼ばれる現代において、「情報の価値」は一層増大し、注目を集めています。ところで、そもそも「情報」とはどのように定義されているのでしょうか。また、「情報の価値」とは何を意味するのでしょうか。本ゼミでは、山下先生が構築した「情報引力モデル」をはじめとするさまざまなモデルや概念フレームワークを通して、「情報」について学・経営学・経営工学的視点から研究しています。また、このほかにも生産管理や発注管理における低エントロピー化(簡素化)に関する研究や、地域活性化についてもゼミのテーマとして取り扱っています。

アピールポイント

社会科学と自然科学の学際的なアプローチを取る点に特徴があります。いわゆる「文理融合型」の研究に触れられる点が魅力の一つです。また、希望するゼミ生は「日本経営システム学会」での学会発表が可能です。その際の研究テーマはゼミ生が自ら設定することができます。自由度が高く、主体的に研究に取り組むことができる環境も本ゼミの魅力です。なお、通常のゼミ活動以外に、フィールドワークを実施する点も本ゼミの特徴です。昨年は東京スカイツリー周辺地域のフィールドワークを実施しました。

ゼミの雰囲気

個性豊かなさまざまなタイプのが集っています。時事問題をテーマとするディスカッションの際には、自分では思い付かない斬新な切り口の意見や、豊かな発想に感心します。ゼミ生同士からも多くを学んでいます。

kenkyu34_3 ディスカッションの様子です

先生の紹介

山下先生は現在、キャンパスにて「情報管理論A・B」(商学部)を担当しています。専門は情報管理論・組織論・人的資源管理論・経営工学など多岐にわたっていて、幅広い分野に精通した博識な先生です。 学会発表や論文作成に際しては、ゼミ生の希望するテーマを尊重し、全面的にサポートしてもらっています。

私はこんな理由でゼミを選びました!

一つ目は、「マネジメント」に興味があったからです。明治大学商学部では、マネジメントやマーケティングをはじめとする7つのコースから専門を選択できます。私は、とりわけマネジメントに関して深く学びたいと考えていたので、本ゼミを選択しました。二つ目は、「文理融合型」の研究スタイルであることです。社会科学的視点のみならず、自然科学的視点からも研究できる点に魅力を感じました。三つ目は、幅広いテーマを学べることです。 情報管理論をはじめとし、生産管理論や人的資源管理論、さらには地域活性化などを研究できるというテーマの広さに魅力を感じ、本ゼミを選択しました。

山下ゼミあれこれ

男女比・人数

男性19人:女性4人=23人

OB・OGの主な進路先

製造・流通・小売・金融・コンサルティングなど多岐にわたっています。

研究室の秘密道具・グッズ

経営品質科学研究所:学術フロンティア推進事業・オープンリサーチセンター整備事業以来、長年にわたって研究活動に使用してきましたが、多くの研究成果を残して、今年の3月で同研究所を閉室しました。

ゼミの情報を紹介してくれた方商学部3年 山尾健介さん

kenkyu34_4 紹介者(写真左)と山下先生

私の研究テーマ
昨年は日本経営システム学会経営品質科学研究部会にて、「日本の温泉地における交通アクセスと自然環境のトレードオフ-仙台・福島の市内温泉地に関する事例研究-」をテーマに、研究発表をしました。

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

この記事をシェア