2018.06.22

【国際日本学部】小林明ゼミナール「海外諸国を訪問し、国際教育の必要性を学習・実践につなげる」


明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は国際日本学部の佐野さんが、小林明ゼミナールを紹介してくれます!
kenkyu73_9 インド研修での1枚

ゼミ概要紹介

国際平和の実現、維持を目標とした教育、すなわち「国際教育」について研究する小林ゼミでは、その必要性を学習し、実践方法を模索しています。その研究目的を達成するための有効な手段として、ゼミ生自らが海外留学や研修を体験したり、学生の留学を推進したりする活動も行っています。

小林ゼミではこんなことを学んでいます!

情報技術の発達によりグローバル化が進みながらも、依然として争いの絶えない現代社会において、国際教育を浸透させることは、地球上に平和をもたらすために最も必要なことの一つです。どうすれば人々が互いを理解し、尊重し合うことができるのか、そもそも真の意味での「理解」や「平和」とは何なのかといった議論を通し、国際研究についての考えを全員で深めた後、おのおのが興味のあるテーマを設定し、研究していきます。

kenkyu73_12 普段の授業の様子

アピールポイント

座学のみでなく、実際に海外諸国を訪問する研修を毎年行っています。昨年度の夏にはインドを訪問し、インドはIT大国として非常に発展している一方で、貧困や格差問題が根強く残っている現状を肌で感じました。また、すべてにおいて学生主体で進んでいくため、1人の提案でスタートする企画が多いことも特徴です。実際にインド研修では、ゼミ生が現地のデリー大学の学生とのディスカッションを企画し、実行することができました。

kenkyu73_8 インド研修での1枚
kenkyu73_11 インド研修での1枚

ゼミの雰囲気

非常に自由な雰囲気で、年間を通じての方向性や研究内容などをすべてゼミ生が発案し、決定していきます。ゼミの授業自体も先生による講義形式ではなく、ゼミ生全体もしくは研究テーマ別のグループ内での話し合いで進んでいくため、受け身ではなく、一人ひとりが自分の意見を持ち、積極的に行動する姿勢が多く見られます。個の主体性を大事にする一方で、ゼミとしての親睦も深く、運動会などの行事にも積極的に参加しています。

kenkyu73_3 山中セミナーハウスで行った春合宿の写真
kenkyu73_6 国際日本学部ゼミナール協議会主催の運動会での一枚

先生の紹介

小林明先生

「こばさん」の愛称で呼ばれる小林先生は、ゼミ生のことをいつもそばで見守ってくれる、優しい先生です。留学プログラムの開発や運営に携わっていて、ゼミ生が研究でつまずいたときには、視野が広がるようなアドバイスをしてくれます。

私はこんな理由でゼミを選びました!

自身の留学生活の中で、価値観の相違が理由で現地の友人と衝突したものの、よく話し合うことで互いの理解がより深まった出来事をきっかけに、国際理解に関心を寄せるようになりました。友人間での問題が相互理解により解決したように、人々に教育を通して正しい異文化交流を浸透させることで、国際平和の土台を築くことができるのではないかという思いから、この研究室で「理想的な国際教育の形」を探していこうと決意しました。

小林ゼミあれこれ

男女比・人数

男性6人:女性 10人=16人

kenkyu73_13 小林ゼミ集合写真

OB・OGの主な進路先

航空業界、メーカー、IT業界など、さまざまな業界に進んでいます。

ゼミの情報を紹介してくれた方佐野朋美さん(国際日本学部4年)

kenkyu73_1 紹介者(写真左)と小林先生

私の研究テーマ
「ネオ・レイシズム」
私たち日本人が白色人種を過度に崇拝する一方で、同じ黄色人種をないがしろに扱う現象のことを指す造語です。2年間にわたって研究していて、今年度は学内外に向けた啓蒙活動に力を入れています。
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