
こちらの記事は、「明治の“いま”がこの1冊に!」 季刊 広報誌『明治』第80号からの転載になります。 写真提供:明大スポーツ新聞部。 取材は2018年7月に行いました。
荒川仁 | |
所属 | 体育会自転車部 |
学部 / 学年 | 政治経済学部 / 2年 |
出身高校 | 千葉経済大学附属高校出身 |
身長 / 体重 | 175cm / 76kg |
競技をはじめたきっかけを教えてください。
中学生の時に「ツール・ド・フランス」というロードレースの大会をテレビで観て、自分も自転車のレースで活躍してみたいと思ったのがきっかけです。中学では陸上部で短距離種目に取り組んでいたのと、水泳を10年間続けてきていました。自転車競技の強い千葉経済大学附属高等学校に進学し、そこで競技をはじめました。

自転車競技の面白さをお聞かせください。
自分の出場する「スプリント」は、競技場を3周走って1着を決める種目なのですが、ただ速く走ればよいというだけでなくて、駆け引きなどいろいろな戦術があって頭を使いながら走るので、そこが見所です。
「チーム・スプリント」という種目にも出場されていますね?
陸上のリレーに似た種目で、スタート時は3人で一緒にスタートするのですが、1周毎に先頭の人が離脱していって、3番目の走者のタイムで競う競技です。自転車競技は風との戦いなので、先頭を走る人の後ろでいかに風を受けずに体力を残して、2走、3走の選手が自分の番で力を出し切るかということが重要な種目です。今は2走を担当しています。
選手としてご自身の強みをお聞かせください。
時速70キロを超えるトップスピードです。大学の部の練習で重いギアを踏む練習を重ねた結果、脚力と体幹・全身を使ってスピードが出せるようになりました。学生の中でもマックススピードはトップレベルだと思っています。
今後の目標をお聞かせください。
直近では8月のインカレで出場種目での優勝、個人では学連(学生連盟)の新記録を出すことが目標です。次に9月の全日本選手権でも優勝して、チャンピオンジャージを来年も着続けたいですね。
チャンピオンジャージというのは優勝者が着るものなのですか?
「ツール・ド・フランス」などもそうなのですが、自転車競技では、優勝した選手は1年間、その種目に出場する際に、優勝の証としてチャンピオンジャージを着て出場することができるんです。
明治大学 体育会自転車部 |
1985年創部。自転車競技は短距離のトラック、長距離のロードレースの2種目から成る。夏の全日本大学対抗選手権や、年間獲得 ポイントで優勝を決めるRCS(ロードレースカップシリーズ)での上位入賞を目指す。2017年・2018年には全日本選手権でのチーム・ スプリントで連覇を果たすなど、全国レベルの選手を多数輩出する強豪チーム。 |
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