馬術競技はオリンピック競技としても登録されており、その中でも唯一、人と馬が一緒に、老若男女を問わず同じ条件の下で行う競技です。実際に、オリンピックでも10代の選手から70代の選手までの男女の出場記録があります。
活動内容
週6日間、朝から活動しており、授業がある部員は授業時間前に早退します。残った部員で馬の体調管理、馬房の掃除、藁干しなどの作業を行います。残りの1日は馬を休ませています。 また、JRA馬事公苑で開催される大会や、乗馬クラブのお手伝いに行くこともあり、都内だけにとどまらず、幅広く活動しています。
馬術のルール
馬術競技は主に3つの種目に分かれています。いかに障害物を落とさず規定タイム内にゴールするかを競う「障害馬術競技」、馬を操り美しく正確な演技で魅せる「馬場馬術競技」、障害馬術競技と馬場馬術競技に加え、自然の中をダイナミックに駆け巡るクロスカントリー走行を同一の人馬で行う「総合馬術競技」の3つです。
障害馬術競技
競技場内に設置されたさまざまな色や形の障害物を、決められた順番通りに飛越、走行する競技です。採点方法は減点方式で、障害物の落下、規定タイムを過ぎる、または馬の反抗がみられるごとに減点されます。減点が少ない人馬が上位となり、総減点数が同一の選手が複数いる場合には、その中で最もタイムの早い人馬が優勝するという方法と、ジャンプオフと呼ばれる優勝決定戦を行う方法とがあります。
馬場馬術競技
20m×60mの長方形の競技場内で演技を行う競技です。さまざまなステップを踏んだり、図形を描いたりしてその美しさと正確さを審査員に採点してもらいます。演技の内容、順番がすべて指定されている規定演技と、フィギュアスケートのように決められた運動を取り入れて演技を構成し、音楽を付けて行う自由演技があります。競技場の周りには、アルファベットが書かれた標記が置かれており、それぞれの運動の始まりや終わりの地点が、その標記によって指示されます。
総合馬術競技
先ほどの障害馬術競技、馬場馬術競技に加え、自然に近い状態の広い地形に設置された竹柵、生垣、池、水濠、乾壕などの障害物を飛越または走行する「クロスカントリー競技」を同一の人馬で行い、その総合成績で順位を競う競技です。クロスカントリー競技のルールは障害馬術競技のものに近く、障害に向かうときに馬に反抗がみられた場合、規定タイムを過ぎてしまった場合に減点されます。総合馬術競技は3つの競技を同じ馬で行うので、馬のコンディションによって結果が大きく左右されます。いかに体力を維持したまま走行させるかがカギになります。
アピールポイント
強くアピールしたいのは馬たちのかわいさです。一頭一頭それぞれに異なった個性があり、それらに毎日触れ、しかも乗ることができるというのは動物好きの私にとっては素晴らしいことだと思っています!また、生き物を扱う部活ということで、他では味わえない「充実感」がこの部活にはあります。部活内での作業を毎日行うことで、仕事を効率よくこなすスキルが自然と身に付き、馬たちの命に触れることでその尊さ、大切さを知ることができます。そして苦楽を共にする部員たちは、絆が深く仲が良いのもポイントです。
明大生へのメッセージ
馬術という競技はまだまだ知名度も低いので、どういう競技なのか興味を持ってもらえるとうれしいです。 ぜひ一度、自慢の馬たちを見に来てください!
明治大学馬術部
所属数 | 1年生9名、2年生3名、3年生8名、4年生3名の計23名 |
活動日 | 週6日 |
活動場所 | 生田キャンパス 西門付近の馬場 |
お問い合わせ | 044‐911‐8191 |
公式サイト | http://meiji-equestrian.jp/ |
馬術部の1番の魅力は、何よりも馬に乗れる事です!ぜひ体験乗馬にいらしてください。
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