こちらの記事は、「明治の“いま”がこの1冊に!」 季刊 広報誌『明治』第89号「前へ!明大アスリート」からの転載になります。
大嶋鴻太選手
所属 | 体育会ホッケー部 |
学部・学年 | 商学部4年 |
出身高校 | 栃木県立今市高等学校出身 |
競技をはじめたきっかけをお聞かせください
私の出身地である栃木県日光市はホッケーが盛んで、先にホッケーをしていた2人の兄の背中を見てはじめようと思いました。ホッケーの魅力はパスをつないでゴールを目指すチームワークと、硬式野球より硬いボールを使いシュートは時速150〜200㎞にもおよぶというスリリングさです。巧みにパスをつないで得点が決まった時に分かち合う喜びは格別です。
明治大学に進学を決めた理由は?
明治大学に進学した2人の兄の試合で観た、細かいパス回しで1人に頼らず組織として連動しているホッケーに魅力を感じました。また、これだけ魅力的なホッケーをしているのにもかかわらず、全国大会での優勝から長年遠ざかっていると聞き、明治大学で日本一を目指したいと思いました。
明治大学に入学をしてよかったと思うことはありますか?
明治大学は他の強豪校に比べると部員が少なく、一人ひとりが主体性を持って戦う少数精鋭のチームです。どうしたらより技術を向上できるか、チームに貢献できるのかを見つめることができました。
また、ホッケー部は学業優先であり、私自身もしっかり勉強をすることが部活につながると考えています。周りの優秀な学生に学業で負けたくないという気持ちを強く持ち、自分自身をより高めることができていると感じています。
ご自身の強みを教えてください
高い目標に対して、泥臭く向き合うことができると考えています。高校2年生の時にU–18日本代表選考会に落選した時、翌年に選考されるには、どのように自分をアピールすべきか分析し、筋力トレーニングなどの基本を磨きました。単純作業の繰り返しでつらいこともありましたが、その結果日本代表に選出され、さらに主将という経験をすることができました。
今後の目標は?
一番の目標は秋に開催される全日本学生ホッケー選手権大会(インカレ)の優勝です。また夏には全日本大学王座決定戦(王座)という全国大会もあるのですが、明治大学はまだ一度も優勝したことがありません。まずは王座での優勝を目指し、その上でしっかりとプロセスを踏んでいけば、自ずとインカレ優勝につながると考えています。
目標に向けて、主将として考えていることはありますか?
部員全員で勝てる組織にしていくため、なかなか試合に出場することができない選手や下級生からも意見を聞き、一人ひとりが主体性を持ち、チームが良い方向に向かうように生かしていきたいです。
明治大学関係者へメッセージを
明治大学はさまざまなスポーツが強いですが、その中で存在感を出せるように、ホッケー部は競技面だけではなく人間性も磨いています。良き伝統を継承しつつ新たな変革にも挑戦していきますので、ぜひ期待して応援してください。
体育会ホッケー部
1923年創部。関東学生リーグ、全日本学生選手権だけでなく全日本選手権での優勝経験があり、日本代表選手も多く輩出している。近年逃し続けている日本一のタイトルを目標に、八幡山グラウンドで練習に取り組んでいる。
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