こちらの記事は、「明治の“いま”がこの1冊に!」広報誌『明治』第90号からの転載になります。
高橋海選手
所属 | 体育会ハンドボール部 |
学部・学年 | 経営学部4年 |
出身高校 | 私立法政大学第二高等学校出身 |
競技を始めたきっかけをお聞かせください
小学校1年生の時に、友人に誘われて地元のチームに入ったことがきっかけです。競技を始めた当初はフィールドプレーヤーでしたが、ゴールキーパーの先輩が卒業した後、私の身長が高かったこともあってゴールキーパーに選ばれました。
ゴールキーパーの魅力は?
サッカーと比べるとシュートの本数が多く、ゴールキーパーが防ぐことで勝ちを決めることができる「魅せる」ポジションだと考えています。その中で私は、勝負を左右する場面を試合中に察知し、そこで相手にゴールを決めさせない「勝負強さ」に自信を持っています。これまでの競技人生で、相手の勝負どころのシュートは全て止めてきたと自負しています。
明治大学に進学を決めた理由は?
他の大学は寮や合宿所での生活となることが多いのですが、実家から通うことができる明治大学で、食事など生活面を家族にサポートしてもらいながら、競技に集中できる環境を整えたいと思い、進学を希望しました。また、明治大学は全日本学生ハンドボール選手権大会(インカレ)での優勝経験がないので、自分がインカレ初優勝に導きたいという思いがありました。
明治大学で競技をしていてよかったと思うことを教えてください
自主性が重んじられる環境の中で、考えることの大切さを学びました。部の目標設定も主将である自分が考えて案をつくり、他の部員と話し合って決め、監督もそれを尊重してくださいます。また、大学卒業後も実業団で競技を続ける予定のため、主将に選んでいただけたのは、今後のハンドボール人生を考えても大事な経験だと捉えています。これまでの自分は、ただシュートを止めることだけを考えて、自分の調子がよければいい、それで結果として勝てばいいと思っていました。これからは、「チームを勝たせるキーピング」を意識して、主将として、ゴールキーパーとしてチームを引っ張っていきたいです。
明治大学に入学してよかったと思うことはありますか?
クラスメイトとの交流を通して、体育会以外の多くの友人と出会うことができました。私は、男子日本代表『彗星JAPAN』に入り、世界で戦えるゴールキーパーになることが目標です。五輪で活躍して、クラスメイトから誇りに思ってもらえるような選手になりたいですね。
今年のチームの目標を教えてください
インカレでの優勝です。そのためには チームとしてさまざまな経験が必要と考えており、各試合での反省点を明確にして、練習で改善するようにしています。 練習環境などをサポートしてくださっている大学や、関係の方々への感謝の気持ちを表すためにも、インカレで優勝して恩返しをしたいと思っています。
体育会ハンドボール部
1938年創部。バスケットボール部の部外活動として始動し、1941年に「送球部」として体育会に加盟。関東学生リーグ優勝4回を誇るも、未だ果たせていない全日本学生ハンドボール選手権大会優勝を目標に、和泉キャンパス体育館で日々汗を流す。
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