こちらの記事は、「明治の“いま”がこの1冊に!」広報誌『明治』第96号からの転載になります。
2022年度は、リーグ戦で2部Bブロックを全勝するなど破竹の勢いで勝ち進んだバスケットボール部(女子)。惜しくも逃したリーグ昇格を手にするべく、沖選手が主将となる新チームが始動した。
沖咲月選手
所属 | 体育会バスケットボール部(女子) |
学部・学年 | 文学部4年 |
出身高校 | 私立埼玉栄高等学校出身 |
競技を始めたきっかけは?
小学校2年生の時に、友人からバスケットボールのチームに誘われたことです。幼少期から外で走り回ったりボール遊びをしたりすることが好きだったこともあり、一度体験したらとても楽しかったので始めました。
バスケットボールの魅力は?
他の競技に比べるとコートは小さいですが、その中で両チーム合わせて10人が常に動いていて、目が離せない競技です。また、ジャンプの縦の動き、スピードを生かした横の動きがあることも面白さの一つで、瞬時に相手との駆け引きが行われる頭脳戦の側面も大きな魅力です。
その中で、私が務めるガードというポジションは、周りの選手を生かし点数を取らせることが役割ですが、私は自分でも点数を取れることが強みです。私を警戒した相手選手を引き付けることで仲間にアシストできるので、攻撃の幅を広げることができます。
明治大学に進学を決めた理由は?
高校生の時に試合を見て雰囲気が良かったこと、また同じ高校で明治大学に進学した先輩から「選手が主体となったチームづくり」をしていると聞き、魅力を感じました。大学生という大人になる前の段階で、自分が主体となり、監督や選手同士で意見を出し合える環境は、自身の成長につながると考えました。
明治大学に入学して良かったことは?
私は国語の教員になりたいと思って文学部を志望していたので、今こうして勉強できていることに感謝しています。
また、授業やゼミ、部活動を通じて全国各地から集まってきた友人と触れ合うと、これまでに生きてきた環境はさまざまで、同じ事柄に対してもいろいろな考え方や見方があるということを学びました。
今後の目標は?
主将としてチーム一人ひとりの考え方や視点を理解すること、また結果につながる「過程」を大事にすることです。2022年度は、昇格をかけた入替戦の最終戦で自分たちの力を出し切れずに悔しい思いをしましたが、大事な場面で本来の力を発揮するためには練習などの過程が大切だと考えています。
監督やコーチ、先輩方がつくり上げた環境のおかげで全員の意識がチームに向いているので、学年関係なく意見を言うことができています。コート以外でも仲が良い仲間たちと、今年のチームをつくり上げていきたいです。
明治大学の関係者へメッセージを
勉強に打ち込める環境、部活動に集中できる場など、大学の全てが充実していることが頑張ろうと思う糧になっています。そのことへの感謝の気持ちを表すためにも、少しでも結果を残して恩返しをしていければと思いますので、今後も応援していただけるとうれしいです。
体育会バスケットボール部(女子)
1982年創部。関東大学女子リーグ戦で2009年には4部だったが、昇格を繰り返し現在は2部Bブロック。2部Aブロックそして1部昇格を目標として、リバティタワーのスポーツホールをメインコートに汗を流す。
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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