
こちらの記事は、「明治の“いま”がこの1冊に!」広報誌『明治』第99号からの転載になります。
最上級生の意地を見せられるように──。
自主性を重んじ、互いに高め合うウエイトリフティング部に、死角はない。
川上直哉選手
所属 | 体育会ウエイトリフティング部 |
学部・学年 | 政治経済学部4年 |
出身高校 | 兵庫県立尼崎工業高等学校出身 |
競技を始めたきっかけは?
小学4年生の時に、たまたま通りかかったウエイトリフティングの道場で選手の姿を見て、かっこいいと思ったのがきっかけです。幼稚園の頃から空手を続けていたのですが、空手の先生がウエイトリフティングの指導者でもあったので、その先生にお願いをして競技を始めました。
競技の魅力は?
見る人にとって、より重いバーベルを挙げた人が勝ちだと、明確に分かることだと思います。最重量を挙げる選手が競技順の後ろに登場するので、優勝争いがとても盛り上がります。また、個人個人のステータスが重量という数字で示されるので、その選手がどれだけ努力してきたかが一目で分かることが面白さの一つだと思います。
明治大学に進学を決めた理由は?
明治大学のウエイトリフティング部の特徴である「学生主体」というところに心を引かれました。私の出身高校も自主性を重んじる雰囲気があり、自分の課題克服は自分で考えることに力を注いでいました。また、大学では学生同士意見を交換し合って、お互いを高め合える環境を探していたので、明治大学が自分に合っていると考えました。
明治大学に入学して良かったことは?
部の仲間に限らず、クラスなどで多くの友人と出会えたことです。明治大学は優秀な学生が多く、普段の会話からも学力の差を感じ、初めのうちはついていくのに必死でした。また、今までスポーツの世界で生きてきた私とは意識や考え方が違うことも多いので、クラスメートや授業で知り合った友人と食事に行くなどして話をすると、得ることが多く、充実した時間を過ごすことができています。
今後の目標は?
12月に開催されるインカレ(※)で団体3位以内、個人で優勝することです。今年の東日本大学対抗ウエイトリフティング選手権大会では後輩たちが活躍してくれたのですが、自分を含めて4年生が良い結果を残すことができませんでした。インカレでは、4年生が背中で、そして結果で引っ張ることでチームを盛り上げていき、最上級生の意地を見せられるように頑張ります。
※インカレ:全日本大学対抗ウエイトリフティング選手権大会
応援してくれる皆さんにメッセージを
明治大学に入学し、さまざまな大会に出場して感じるのは、部長先生、監督、コーチやOB・OGの方をはじめ、周りの方々に応援していただいて自分たちはこの舞台に立つことができているということです。いつも応援ありがとうございます。皆さまの気持ちに応えるには結果を出すことが大事だと考えているので、そのために今後も努力していきたいと思います。
体育会ウエイトリフティング部
1952年創部。2002年以来遠ざかる全日本大学対抗選手権大会での優勝を目指し、和泉キャンパス体育館の道場で練習に励む。今年度の全日本学生個人選手権大会では、102キロ級の川上選手と+109キロ級の寺西洸志郎選手(経営学部2年)が優勝した。
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