
大学史資料センターは10月27日(日)、村上一博法学部教授(同センター所長)が法律考証を担当したNHK連続テレビ小説「虎に翼」(2024年度前期放送)の振り返り講演会を開催した。ホームカミングデーのイベントとして開催されたこの講演会には、村上教授に加え、「虎に翼」の制作統括・尾崎裕和氏と演出・橋本万葉氏(いずれもNHK)の2人が登壇し、一般の参加者を含め約800人が来場した。
イベントは対談形式で行われ、村上教授が進行役を務めた。冒頭、主演の伊藤沙莉さんからのビデオメッセージが流れ、伊藤さんを知る登壇者らは「ビデオの雰囲気のままの明るい方」と語った。続いて「虎に翼」で特に印象に残っている出来事やシーンを、制作時のエピソードを交えながら、尾崎氏と橋本氏のそれぞれが紹介。来場者から寄せられた多数の質問にも回答し、会場を沸かせた。最後に尾崎氏、橋本氏の両氏から今後の仕事に向けての思いが語られ、満場の拍手の中、イベントが終了した。(大学史資料センター)
<NHK連続テレビ小説「虎に翼」>
NHKの2024年度前期連続テレビ小説「虎に翼」の主人公・猪爪寅子は、本学の卒業生である三淵嘉子さん(1914~1984年)がモデル。また、明治大学は劇中の「明律大学」のモデルとなった。