理工学部総合文化教室は、6月26日、生田キャンパス新校舎「センターフォレスト」1階の生田図書館Gallery Zeroにて、「みんなのコミ句展」開催に伴うオープニングイベントを開催した。
「みんなのコミ句展」は、理工学部・原瑠美准教授が担当する総合文化ゼミナール「場所のコミック」を受講中の理工学部生、「コミック文化特論」を受講中の理工学研究科生が制作した俳句コミック(コミ句)を展示するもの。俳句の精神に着想を得た3コマという短い形式で、学部生が「ランドマーク」、大学院生が「絵と言葉を組み合わせて意味をつくる」をテーマに、生田キャンパスの風景や日常生活、旅の思い出などを思い思いに描いた。

今回、「みんなのコミ句展」の開催に伴うオープニングイベントを実施。原准教授のあいさつの後、音楽家として活動する小島敬太氏と理工学部・管啓次郎教授によるギター演奏、アーティストとして活動するながつかゆうか氏によるライブペインティングが催された。演奏の途中では、管教授による詩の朗読もあり、「音楽」と「文学」が交差した芸術活動が繰り広げられた。


演奏終了後には、ライブペインティングで描かれた作品が披露され、会場は拍手で包まれた。会場には、約30人の観客が集まり、イベントは盛況のうちに終了した。
センターフォレストは、学生が多様な学びを深める場として今後さらに活用されることが期待される。
