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教育
2024.11.25

立命館大学経済学部と合同ゼミを実施――『米国経済白書』を学ぶゼミ生らが研究発表(政治経済学部・下斗米ゼミ)

政治経済学部

政治経済学部 下斗米秀之ゼミナールは11月9日(土)、立命館大学びわこ・くさつキャンパスで、立命館大学経済学部 大橋陽ゼミナール・河音琢郎ゼミナールと合同ゼミを実施した。

下斗米ゼミではこれまで、下斗米准教授、大橋教授が翻訳・出版に携わっている『米国経済白書』(蒼天社出版)を中心に学習してきた。今回の合同ゼミに向けて、ゼミ生らは夏合宿での反省や課題を基に「問いの明確化・見やすい資料の作成・流れがきれいで分かりやすい発表」を目標として発表準備を行った。秋学期に入ってからは、資料作成や発表の進め方に成長が感じられるとともに学生間での指摘にも鋭さが増し、濃密な意見交換ができたことで、資料と発表内容の完成度を納得のいくまで高めることができた。

当日、下斗米ゼミは「国家と企業—GAFA解体論を超えて」「独占解体—スタンダード・オイルとモルガンの例から紐解く」「デジタル通貨と覇権通貨争い」の3つのテーマで発表を行った。

発表の様子

今回の活動を通してゼミ生らは、研究の奥深さと、その研究を分かりやすく伝えることの難しさを実感できた。特に、タスクを明確にし、順序を決めて行動に移すことや、細やかな情報共有の重要性に気付けたことは、大きな収穫であった。ゼミ生からは「『米国経済白書』をベースに発表の展開を考える機会は面白く、大変な作業だったが、終わった後の満足感や達成感は筆舌に尽くし難いものだった」との声が聞かれた。下斗米ゼミでは、今回の合同ゼミで得られた貴重な学びを、今後のゼミ活動に生かしていく。
(政治経済学部事務室)