
情報コミュニケーション学部は、11月22日・29日に、学部創設20周年記念事業「コピーライターが考えるブランディングとコトバの関係」の一環として、連続講座「コトバとデザインから考えるブランディング」を実施した。本企画では、情報コミュニケーション学部・内藤まりこ専任講師がコーディネートを行い、株式会社パーク代表取締役で、クリエイティブディレクター・コピーライターの田村大輔氏と、同社シニアアートディレクターの中根佳菜子氏が講師として招かれた。
現在、国内外で注目されている企業戦略の一つである「ブランディング」について、事例を交えながら、コピーライターとデザイナーの視点から講義が行われた。その後、受講生がコピーライティングの課題やデザインの読解に実際に取り組み、講師からフィードバックを受けた。

今回の講座を終えて、受講生からは「ブランディングで必要とされるデザインは、直感的なセンスが必要とされると思っていた。しかし、講座を通じて、直感的なセンスだけでなく、その直感を理論化・言語化する能力も大事なものであることを学んだ。ブランディングに対する認識を改めることができ、大変良かった」と感想が寄せられた。
本講座は受講生がブランディングに関する知識を修得し、実際に課題に取り組むことで、おのおのの情報コミュニケーション学部での学びの意義を再確認するとともに、キャリア形成や将来的なキャリアアップについて主体的に考える力を身に付ける貴重な機会となった。(情報コミュニケーション学部事務室)