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2025.12.17

鼎談「歩くという哲学―フレデリック・グロをめぐって―」│文学部

フランス文学者の谷口亜沙子教授(文学部フランス文学専攻)、フーコー研究者の重田園江教授(政治経済学部)、現代哲学・倫理学者の池田喬教授(文学部哲学専攻)の3人による鼎談を開催します。

事前登録不要・無料ですので、ぜひご参加ください。

本企画について(池田喬教授)

詩人、哲学者、思想家たちは、もしかすると考えるのに匹敵するくらい、歩いてきた。溌剌(はつらつ)と山を登り、とぼとぼと街路を彷徨(さまよ)い、抗議のために目抜き通りを行進する。フーコー研究者として知られるフレデリック・グロは「歩くことはスポーツではない」という宣言から、『歩くという哲学』(山と渓谷社、2025年)を開始する。「歩くこと」には、自由な生き方、世界とのかかわり方、希望あるいは絶望も含まれる。息づかいが聞こえてきそうなリズミカルな文体に引き込まれ、同時に、書をおいて歩き出したくもなる。

本鼎談には、本書の翻訳を手がけたフランス文学者の谷口亜沙子氏、そして近著『シン・アナキズム』を上梓(じょうし)した、フーコー研究者の重田園江氏を迎える。

今日、歩くことはそれ自体アナーキックな行為である――これを一つの起点として、詩と哲学、哲学と政治、政治と詩をつなぐ本書の面白さ、重要性、そして実生活へのインパクトを語り合いたい。

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

開催キャンパス等 駿河台  (会場:グローバルフロント1階 グローバルホール)
期間 2026/01/09
時間補足 17:30~19:30
対象 一般 学生
事前申込 なし
参加費用 無料
主催・共催 主催 : 明治大学文学部文学科フランス文学専攻、明治大学文学部心理社会学科哲学専攻、MIPs(Meiji Institute of Philosophies)
問い合わせ先 bungaku@mics.meiji.ac.jp
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