製作したブラシロボットが実際に動くのか注視する小学生理工学部は8月5日、小・中・高校生を対象とした「夏休み科学教室」を生田キャンパスで開催し、保護者を含め450人が参加した。
同教室は、自然科学の魅力や学ぶ楽しさを伝えることを目的に同学部が毎年開催している。今年は12テーマの講座を用意し、参加者は大学ならではの実験・実習・工作に取り組み、自ら手を動かしながら科学の仕組みや不思議に触れた。大学生・大学院生がサポート役を務め、安全に配慮しながら実験や工作を支援した。
めいじろうが描かれたオリジナルキットを用いて、機械式時計の動きを支える「脱進機」の製作に取り組む参加者今年は新たに、教育の柱に「理数教育」を掲げる付属世田谷中学校との連携を開始。同校の学校説明会に参加した小学4~6年生の親子に特別参加枠を設け、科学教室の開始前には理工学部の学びや研究活動などを紹介するミニ説明会を実施した。
また、一部の講座では、同校の生徒が大学生・大学院生と共にサポートリーダーを担当。小学生の実験や工作を支援するとともに、自らも体験活動に参加し、教員や学生との交流を通じて大学での学びに触れた。
講座の一つ「感覚のふしぎ!感覚のするどさを調べてみよう」では、付属世田谷中学生が各班のリーダー役となり、実験方法に独自の視点を加えながら、参加者の発表までをサポートした参加した同校の生徒からは、「小学生を楽しませるには、まず自分が楽しむことが大切だと学んだ」「大学生や大学院生との交流を通じて大学での学びを身近に感じることができた」「教える立場で参加したが、自分自身も多くの気づきや学びを得ることができた」といった声が寄せられた。
こうした交流は、小学生にとっては年齢の近い中学生と接しながら理工系分野への関心を深める機会となり、中学生にとっては大学の学びや理工学部の雰囲気に触れる機会となった。また、大学生・大学院生にとっても、自身の研究や学びを伝える経験となった。
イベント終了後、自ら希望して健康医工学研究室(小野弓絵教授)を訪問し、研究内容の説明を受ける付属世田谷中学校1年生ら(理工学部事務室)


