
明治大学大学院は5月18日、大学院への進学を目指す学生や社会人を対象に、大学院での学びや進学の意義を紹介する大学院研究科合同進学相談会を 駿河台キャンパス・アカデミーコモンで開催した。相談会には、明治大学大学院の12の研究科が参加。第1部はアカデミーホールを会場に、大学院の制度等の説明と在学中の現役大学院生によるパネルディスカッションを、第2部はビクトリーフロアを会場に、大学院の教員と大学院生による研究科の個別相談、施設見学ツアーが催され、約330人が来場した。
第1部の冒頭、乾孝治大学院長があいさつに立ち、大学院で学ぶ意義を自身の経験も踏まえて来場者に伝えた。続いて、大学院教務主任の榊原潤理工学研究科教授が登壇し、各研究科やキャンパスの特徴を紹介するとともに、奨学金やキャリア支援、研究支援など、大学院生を対象としたさまざまな支援制度を説明した。その後、4人の大学院生が登壇したパネルディスカッションでは、榊原教授の進行の下、大学院進学を決めた理由、入学試験に向けて準備をしたこと、本学独自の奨学金等の経済支援の利用状況、日本学術振興会特別研究員としての活動の様子、将来の進路等について、それぞれ発表した。質疑応答の時間では多くの質問が寄せられ、高い関心を集めた様子だった。

第2部の個別相談会は、研究科ごとに教員と大学院生が質問に応じる相談ブースや、入試過去問題等の資料閲覧コーナーが設置された。各ブースでは来場者が熱心に質問する様子や、資料に目を通す姿が数多く見られた。さらに施設見学ツアーも開催され、現役の大学院生が引率し、駿河台キャンパスでの大学院の拠点であるグローバルフロントの教室や共同研究室、メディアラウンジ等を参加者が見学した。
明治大学広報第786号(2024年6月1日発行)掲載