2019.04.02

堀口悦子ゼミナール(情報コミュニケ―ション学部)のゼミ生が、レイプドラッグ啓発冊子を作成しました


堀口悦子ゼミナール(情報コミュニケ―ション学部)のゼミ生が、卒業制作として、性暴力に悪用される睡眠薬などのレイプドラッグ啓発冊子を作成しました。

※上の画像をクリックしていただくと、冊子を全ページご覧いただけます。

冊子の概要

表紙を含め8ページで構成され、レイプドラッグの説明から、レイプドラッグを使われた可能性がある場合の対応、被害者の方や被害者が⾝近にいる方へのメッセージ、ワンストップ支援センターの紹介などが掲載されています。

冊子は1000部作成され、堀口先生の授業の出席者や、希望する支援団体に配布されています。また、リバティタワー1階入り口横のラックにも掲出しているので、ぜひ手に取ってご覧ください。

ゼミ生のコメント

小池知美さん(2019年情報コミュニケ―ション学部卒業)、湯畑みさきさん(2019年情報コミュニケ―ション学部卒業)

制作の目的

ゼミ活動で、レイプドラッグによる性犯罪事件の被害は、私たちのような若者世代が一番多いことを知りました。そこで、1人でも多くの人にレイプドラッグを使用した性犯罪の存在や危険性、適切な対処法を知ってほしいと思い、このパンフレットを制作しました。

レイプドラッグを他人事と思わず、皆さんに一読して欲しい1冊です。

感想

パンフレットに載せる内容を精査したり、実際にパンフレットの形に落とし込む作業をしたりすることが大変でした。1年以上かけて作り上げたパンフレットの完成版が手元に届いた時の感動は、今でも忘れられません。

しかし、それと同時に、今度はいかにこのパンフレットを多くの人に届けていくかという、新たな課題と向き合う必要性を感じました。そのため、このパンフレットを世間に広める活動を、卒業しても続けていきたいと考えています。

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