2024年度秋季の入学者66人(学部6人、大学院・専門職大学院60人)が明治大学に入学し、秋季入学式が9月19日に駿河台キャンパス・アカデミーホールで挙行された。秋季入学者は海外からの学生や社会人学生が中心で、国際日本学部のEnglish Trackや専門職大学院に入学している。
告辞に立った上野正雄学長は新入生らを歓迎し、「明治大学は、一人ひとりが個人としてさまざまな場面で尊重される社会の実現に向けて、これからも教育と研究によって社会に貢献していかなければならないのです。ここから、自分自身の未来を、そして、皆さんに託された、日本の、世界の、さらに明治大学の未来を堂々と切り拓くべく、『前へ』進んでいきましょう」と日本語と英語で力強く語りかけた。

続いて、柳谷孝理事長は祝辞で、本学が1881年に3人の若き創立者によって創立されたことや、「権利自由」「独立自治」という建学の精神を紹介するとともに、「本学において、世界の人々と協働してゆく上で必要な国際通用性と高度な専門性に磨きをかけ、それぞれにふさわしい『個』を磨き、予測困難な未来を切り拓いていかれることを、大いに期待しています」と新入生らを激励した。

その後、明治大学校歌が流れる中、入学式は閉式となった。
