受賞者と大学・付属高校関係者ら付属明治高等学校は10月4日、2025年度卒業生顕彰式を駿河台キャンパス・グローバルラウンジで挙行した。これは、同校卒業後も学業などで優れた成果を収めた卒業生をたたえ、在校生の模範として表彰するもの。14回目となった今回は、司法試験や公認会計士試験の合格者をはじめ、多彩な分野で活躍する35人が表彰された。
式典には、柳谷孝理事長、上野正雄学長をはじめ法人役員・大学役職者や井家上哲史校長らが出席。柳谷理事長、上野学長、竹本田持教務担当常勤理事に続きあいさつに立った井家上校長は「この顕彰はこれまでの成果をたたえるものだが、皆さんはこれからもそれぞれの道で活躍されることと思う。その報告を楽しみにしている」とさらなる飛躍に期待を寄せた。
司法試験に合格し、現在司法修習生の守川梨琉さん(2019年明治高校卒、2023年法学部卒)は、受賞者代表のあいさつで、明治高校在校時に進路で悩んでいた時のエピソードを披露。「先生は、私が『弱い立場の人を支える弁護士になりたい』と書いた中学入学時の作文を見せ、『今でもその気持ちがあるなら法学部に進学してみては』と背中を押してくれた。支えてくださった先生方や友人へ、感謝の気持ちを伝えたい」と語り「やっぱり明治がNo.1」と所属していた明治高校応援指導班らしいフレーズで締めくくった。
あいさつする守川さん

