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2026.10.16

フィールド先端農学研究室が伊勢神宮に紫根を奉納|農学部

農学部

黒川農場のフィールド先端農学研究室(伊藤善一専任講師)は9月2日、伊勢神宮(内宮)に今年2回目となる紫根を奉納した。

同研究室では、絶滅危惧種「ムラサキ」の栽培と紫根染に関する研究に取り組んでいる。当日は、御神楽を奉納するとともに、御垣内で特別参拝を行った。

ムラサキは、ムラサキ科の多年生草本で、環境省の第5次レッドリスト(2025年)で絶滅危惧IB類(EN)に分類されている。その乾燥根は「紫根」と呼ばれ、赤色色素シコニンなどを含むことから、古くから紫色の染料として「紫根染」に利用されてきた。一方で栽培が難しく、国内での生産量は限られている。

同研究室では今後も、高品質かつ安定的な紫根の生産技術の確立を目指し、研究を進めていく。

明治大学のスクールカラー「紫紺」について

明治大学は1915年の校旗制定時、大学のさらなる発展を願い、冠位十二階の最高位の色「深紫(こきむらさき)」を採用した。古くから紫根で染められていたこの色がやがて「紫紺」と称されるようになり、大学のスクールカラーとなった。

奉納用紫根調製作業の様子