社会連携機構(機構長=黒澤睦副学長)は10月29日、駿河台キャンパス・アカデミーコモンで、2026年度学生派遣プログラムの成果発表会を開催した。
今年度は、鳥取県鳥取市・福井県鯖江市・長崎県東彼杵町とのプログラムを実施。本プログラムは、各地域が抱える課題の解決を目指し、学生が大学での事前学習や現地での実地調査を通じて課題への理解を深め、成果発表会にて提言として発表するもの。発表会では、それぞれのグループが発表を行い、各地域の関係者や大学関係者が対面・オンラインで参加した。
鳥取県鳥取市とのプログラム
鳥取市とのプログラムでは、鳥取市長の深澤義彦氏のあいさつに続いて、学生2グループ7人から発表が行われた。「県外の若者に向けた鳥取市の情報発信について」をテーマに、各グループからは若者が主体となり同市の魅力を発信することで、若者が若者を呼ぶ地域づくりの推進、同市の自然・食・観光を体験できるポップアップストアの開設などの提案が行われた。その後、とっとり若者地方創生会議の藤原洋希氏らとの意見交換が行われ、閉会となった。
大学関係者とプログラム参加学生ら福井県鯖江市とのプログラム
鯖江市とのプログラムでは、鯖江市市民主役推進課 課長の川江彰代氏(商学部卒)のあいさつに続いて、学生2グループ7人から発表が行われた。「めがねで未来をのぞこう!SABAE イノベーション探検隊」をテーマに、各グループからはスマートグラス「SABERA」を活用することで移動時間を観光体験に変えるなど観光客の満足度を高める取り組みや、SNS・広告を通じて鯖江市を知らない人にもその魅力をPRする取り組みなどの提案が行われた。その後、鯖江観光協会の関本光浩氏らとの意見交換が行われ、閉会となった。
鯖江市の関係者とプログラム参加学生ら長崎県東彼杵町とのプログラム
長崎県東彼杵町とのプログラムでは、長崎県政策企画課 課長の山下公誉氏のあいさつに続いて、学生5人から発表が行われた。「喫茶のまちプロジェクト -立ち寄ってもらう喫茶のまちへ-」がテーマに、町への立ち寄りを増やすためのアイデアとして、茶業の副産物である茶渋を活用した足湯や、町民との交流が特典となる「町民ガチャガチャ」などが発表された。さらに、東彼杵町役場総務課長の髙月淳一郎氏や東彼杵中学校の生徒ら、フリーアナウンサーの前田真里氏(政治経済学部卒)との意見交換が行われ、閉会となった。
長崎県の関係者とプログラム参加学生ら社会連携機構長の黒澤睦副学長による講評では「今回の学生派遣プログラムで終わりにするのではなく、今後もそれぞれの地域とのつながりを大切にしながら、情報発信を続けていってほしい」と締めくくられた。


