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体育会に注目!
2022.04.15

【体育会アーチェリー部】池田栞捺選手

こちらの記事は、「明治の“いま”がこの1冊に!」広報誌『明治』第93号からの転載になります。

大学から競技を始めた池田栞捺選手は、昨年は個人で全日本フィールドアーチェリー選手権大会に出場するなど活躍を見せ、現在は創部初めて女子による主将を務める。
自分ががんばることで、みんなから信頼されたい―。
誰よりもチームを愛する思いを胸に、仲間と共に全国を目指す。

池田栞捺選手

所属 体育会アーチェリー部
学部・学年 学部4年
出身高校 山口県立下関西高等学校出身

競技を始めたきっかけをお聞かせください

大学入学後に、新入生向けの体験会に参加したことがきっかけです。弓を引くことが想像以上に楽しく、大学から競技を始めて全国大会や世界選手権に出場した先輩がいるという話を聞き、魅力を感じました。また、大学ではしっかり勉強をしたかったのですが、他にも本気で取り組めるものを見つけたいと思っていました。その点で、アーチェリー部はに合わせてフレキシブルに活動をすることができるので、両立できる環境が整っていました。

アーチェリーの魅力は?

ただ同じ動作をするだけなので見た目はすごく地味ですが、同じことをし続けるのは本当に難しく、やればやるほど奥深さに気付きます。精神面の影響も大きく、試合で緊張すると体が固まったり、逆によく動いたりすることもあります。心と体をいかにコントロールできるかが、そのまま点数に反映されることに面白さを感じています。

明治大学に進学を決めた理由は?

農学部のカリキュラムが充実していたことです。大学を決める時には、ただ生物と化学が好きというだけで、自分は何に興味があり将来どうなりたいか、はっきりしていませんでした。明治大学の農学部は、1〜2年生の間は全学科共通で幅広い分野を勉強することで視野を広げ、3年生から専門性の高い研究室に入ることができるので志望しました。入学後は思い描いていた以上の環境があり、新しい発見ばかりで勉強がとても楽しいです。

アーチェリー部で学んだことは?

いろいろな考えの人がいるということを学びました。大学から競技を始める人が多いため、私のように運動部出身の人もいれば、化系の部活の人、部活に所属していなかった人もいます。今まで出会った人とは違う考えの人と一緒にやるという難しさや面白さを知り、そこに自分がどう向き合っていくかは今も学んでいます。

今年のチームの目標を教えてください

男女ともに関東学生リーグ戦を勝ち抜き、全日本学生王座決定戦に出場することです。私は今のチームなら出場できると信じています。入部した時から王座というのは憧れの舞台なので、リーグ戦までの期間をチーム一丸となり全力で過ごしたいと思っています。

明治大学の関係者へメッセージを

まだなじみの薄い競技だと思いますが、私たちの活動や結果を通して、アーチェリー、そして明治大学体育会アーチェリー部のことを知っていただけるようにがんばりますので、応援よろしくお願いします。また、新入生の皆さんで、大学で何か新しいことに挑戦してみたい方は、アーチェリー部に興味を持ってもらえるとうれしいです。

体育会アーチェリー部

1960年創部。八幡山グラウンドを拠点に、全日本学生アーチェリー王座決定戦出場、そして1965年以来遠ざかる日本一を目指す。個人種目では全日本学生チャンピオンや 日本代表選手を輩出し、の深澤菜見(2014年文学部卒業)は世界選手権でメダルを獲得している。

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、広報誌『明治』第93号発行当時のものです
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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