内定先を選んだ理由を教えてください。
「生活の基盤である社会インフラに関わる仕事をしたい」という考えのもと就職活動を行っていました。エネルギー業界は、エネルギーの安定供給を通して人々の生活や経済活動を根底から支えることができるため、私の就職活動の軸と一致していました。
なかでもENEOS株式会社は石油の最大手であることはもちろん、再生可能エネルギーなどの環境に配慮した新しい領域にも積極的に取り組んでいる点が魅力的でした。また、後から振り返ってみると、選考で自分の考えを一番素直に話すことができた企業だと感じています。
どんな大学生活を送っていましたか?
2年次までは「ウォルト・ディズニー・ワールド」でのインターンシップへの参加を目指し、英語の勉強に注力していました。現地では世界中の人々との交流を通じて、さまざまな価値観を受容する柔軟性と同時に、自身の芯を持つことの大切さを学ぶことができました。
3年次以降は、鈴木ゼミでスウェーデンと日本の社会システムの違いについて比較研究をしています。勉学以外では、習い事や旅行など興味を持ったことをできるだけ行動に移していました。
就職活動はいつぐらいから、どのように進めましたか?
3年次の5月ごろからインターンシップへの申し込みを始め、エントリーシートやグループディスカッションの対策をはじめました。10月ごろには外資系企業の選考に、3月からは日系企業の選考に申し込みを始めました。
就職活動をする上で役立ったアイテムがあれば教えてください。
- 就職活動報告書:先輩方のアドバイスや、面接の質問内容が記載されているので非常に参考になりました。
- 自己分析2021年度版:明大生は「Maruzen eBook Library」で無料で閲覧できます。自己分析の足がかりになりました。
就職活動を終えて「やっておいて良かったこと」を教えてください。
自己分析を徹底的にしたことです。中学から大学までの経験を、可能な限り思い起こしました。私はとっさに考えてわかりやすく話すことが苦手なので、全て文章に書き起こし面接前に読み返していました。
そのおかげか、面接後のフィードバックでは自身への理解度を褒めていただけることが多くありました。また、インターンシップの選考でWebテストの「玉手箱」を解く機会が多かったため、早い時期に「玉手箱」の形式に慣れることができました。そのため、もう一つの主要Webテストである「SPI」の対策に集中することができました。
「やっておけば良かったこと」はありますか?
面接の練習です。緊張しやすい性格が災いし、初めての面接では頭が真っ白になってしまいました。回数を重ねるにつれ落ち着いて話せるようになりましたが、自身の面接対策の不十分さを痛感しました。就職キャリア支援センターの模擬面接に参加するべきだったと考えています。
これから就職活動を迎える明大生へのメッセージ・アドバイス
先行きが見えない時代だからこそ、自分のペースを保ち周りの情報に踊らされないことが大切だと思います。オンライン就職活動は移動時間がかからないなど良い面もたくさんあります。考え方次第で状況は変わります!思い悩む時もたびたび訪れると思いますが、長い人生のたった数カ月間です。納得できるまで頑張りましょう!
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