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2025.10.23

エンタテインメントの最前線を学ぶ 社会連携科目D「MUSIC WAY PROJECT エンタテインメント実践講座」を開講|国際日本学部

国際日本学部
講師として登壇した野村達矢氏

国際日本学部は、エンタテインメント業界で活躍するクリエイターや実演家を招き、日本の未来のエンタテインメントの在り方を構想する授業として、社会連携科目D「MUSIC WAY PROJECT エンタテインメント実践講座」を開講している。

同科目は、学生が日本のエンタテインメント産業の最前線に触れ、学びを実践へとつなげる機会の提供を目的としたもの。一般社団法人日本音楽事業者協会(音事協)、一般社団法人日本音楽制作者連盟(音制連)、株式会社NexTone、一般社団法人カルチャー アンド エンタテインメント産業振興会(CEIPA)との提携により、2025年度秋学期から開講されている。

10月2日の講義では、一般社団法人日本音楽制作者連盟理事長・株式会社ヒップランドミュージックコーポレーション代表取締役社長の野村達矢氏(1986年商学部卒)が講師として登壇。野村氏が学生時代に所属していた「プロデュース研究会」での活動や、音楽人生の原点となった経験について語られた。

講義を通して野村氏は、「これまでガラパゴス化してきた日本の音楽業界が、インターネットの普及やテクノロジーの進展によって、いまやグローバル化を避けて通れない状況にあることを、学生の皆さんに理解してもらえたと思う。音楽業界のリアルな部分を感じてもらえたらうれしい」と講演内容を振り返った。

講義に参加した学生からは、「『エンタテインメントは必要不可欠なものではないが、人生を豊かにするものだ』という話が印象深かった。コンテンツの著作権管理や新人アーティストの発掘など、エンタテインメント業界が関わる仕事について初めて知ることが多く、貴重な機会になった」とコメントが寄せられた。

講義には、約300人の学生が参加。エンタテインメント業界について熱心に学ぶ学生の様子がうかがえた。

国際日本学部は、今後も多彩なコンテンツや文化に触れ、学びを深める機会を提供していく。