(前列左から)細谷雄一教授(慶應義塾大学)、川嶋周一教授(明治大学)、鶴岡路人教授(慶應義塾大学)、田所昌幸 慶應義塾大学名誉教授、板橋拓己教授(東京大学)、宮下雄一郎教授(法政大学)政治経済学部・川嶋周一ゼミナールは1月18日、慶應義塾大学・三田キャンパスで、慶應義塾大学法学部・細谷雄一ゼミナール、同大学総合政策学部・鶴岡路人ゼミナール、東京大学法学部・板橋拓己ゼミナール、法政大学法学部・宮下雄一郎ゼミナールと、4大学合同ゼミを行った。
これは、国際政治・国際政治史・ヨーロッパ外交史を専攻する五つのゼミが集まって2018年から開催されているもので、その時々に話題となっているトピックをテーマに、外部講師を招いての講演や教員によるパネルディスカッション、学生によるグループディスカッションを行っている。川嶋ゼミでは3年次の正規ゼミ活動の一環として位置付けられており、今回は3年生のほか、留学生や入室予定の2年生も参加した。全体では、4大学から大学院生を含め約80人の参加者が集まった。
本年度の合同ゼミでは、田所昌幸 慶應義塾大学名誉教授をゲスト講師として迎え、著書『世界秩序:グローバル化の夢と挫折』(中央公論新社、2025年)を基とする講演が行われた。今後の世界秩序がどのように進展するかを理論的かつ歴史的視座から考察する内容で、講演後には活発な質疑応答が行われた。続いてのグループディスカッションと田所名誉教授によるフィードバックでは、白熱した議論が展開され、例年以上に濃密な時間となった。
世界秩序が今度どのように推移していくのかという問題は、学生らが社会に出た時にどのような世界で生きていくことになるのかという問題と不可分であり、人生に関わる問題でもある。川嶋ゼミから参加したゼミ生らは、田所名誉教授や他大学の学生のレベルの高い議論に接し、多くの知的刺激を受けた様子であった。
川嶋ゼミでは、本合同ゼミをはじめ、十大学合同セミナーなど、今後も学生のさまざまな知的好奇心を満たし、知的向上を果たせる環境を提供していく。(政治経済学部事務室)
参加学生の声
初めての合同ゼミ参加だったが、非常に充実した時間を過ごすことができた。田所先生の基調講演と先生方のパネルディスカッション後に学生同士のグループディスカッションが行われることで、研究者の方々の知見を自身の中に落とし込んだ上でアウトプットすることができ、有意義だった。活気にあふれた雰囲気の中で学べたこと、大学の垣根を越えた交流ができたことは、大きな経験となった。今後の学習につなげていきたい。(川嶋ゼミ3年)


