
明治大学国際日本学部2024年度春学期の授業「日本とドイツ」(担当:萩原健教授)の履修学生が、2024年6月7日、ドイツの劇作家ゲーリングの戯曲『海戦』を、中野キャンパス低層棟5階ホールで上演します(入場無料・予約不要)。
『海戦』は、ちょうど100年前、1924年に開場した築地小劇場の開場演目の一つでした。この劇場で、当時、同時代の西洋諸国の戯曲が数多く翻訳上演され、後年の日本演劇にとって非常に大きな刺激となりました。この築地小劇場の開場100周年を記念して、今回の『海戦』公演が行われます。
また『海戦』は、第一次世界大戦中のドイツで発表・初演されました。物語の軸は、戦地に向かうドイツ戦艦の砲塔内で作業する7人の水兵の運命です。現在、ウクライナやガザほか、進行中の戦争の最前線にいる人々について考える契機にもなるでしょう。
上演は、台本を朗読するリーディング形式で実施されます。翻訳は、授業を担当する萩原健教授の新訳です。
授業では、履修学生が出演者およびスタッフとして、戯曲から上演台本を制作して稽古をするとともに、映像・照明・音響・衣装・小道具・広報・受付等、各担当での準備を進めています。
築地小劇場で若き演劇人たちが日本演劇の変革に燃えていた、100年前の熱気を追体験していただければ幸いです。
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開催キャンパス等 | 中野 (会場:中野キャンパス低層棟5階ホール) |
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期間 | 2024/06/07 |
時間補足 | 19:30~(約1時間を予定) |
対象 | 一般 学生 |
事前申込 | なし |
参加費用 | 無料 |
主催・共催 | 後援 :
ゲーテ・インスティトゥート東京 |
問い合わせ先 | hagi@meiji.ac.jp(萩原健教授) |
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