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2018.11.16

木寺元ゼミナール(政治経済学部)が「第3回はこだて学生政策アイデアコンテスト2018」で最優秀グランプリ受賞

東京大学公共政策 、北海道大学などが出場した「第3回はこだて政策アイデアコンテスト2018」の最終審査が11月11日(日)に行われ、政治経済学部の木寺ゼミナールが、優勝にあたる「最優秀作品グランプリ」を受賞しました。

このコンテストは、函館市および道南地域の現状・課題について分析し、解決策となるような政策アイデアを競い合う大会です。国土交通省北海道局長らの審査員を前に、最終審査に進んだ8チームがプレゼンテーションを行いました。

受賞内容

テーマ 「ずっと住みたい、また来たい街、函館へ」
受賞者 田村友里さん、林田晃典さん、池田颯さん(政治経済学部4年)

受賞した政策アイデアの概要

国の進める「生涯活躍のまち形成事業」に選定された日吉コミュニティエリアにおいて、ソフト面が不十分、PR不足などの課題を見出した木寺ゼミナールは、「”また今度”という言葉が飛び交うまち」をコンセプトに、日吉エリアに「MKDプラン」を提案しました。

「MKDプラン」とは、学生が運営主体となるまちづくりカフェを運営する「Mixied Community」、アクティビティ要素を加えた多世代交流型防災訓練を行う「Knock Out Emergency」、家族版の短期である家族留学を通した移住促進運動「Dear Another Family」の総称です。

「MKDプラン」の三つのプロジェクトを実施することによって、日吉町の課題を包括的に解決し、さらには日吉町をモデルケースとし、函館全体の抱える人口減少、高齢化などの解決にもつなげるという内容で、先行事例を踏まえつつ日吉エリアの実情に合わせた提案を行いました。

受賞した感想

東京大学の大学院生や北海道大学も出場したハイレベルな戦いの中、まさかの最優秀賞。私たちが心掛けたのはただ一つ、「熱い想いを届ける」ということでした。現地調査を行う中で、函館市日吉町の抱える深い闇をなんとかしたいと奮闘するたくさんの人に出会いました。「学生だからこそ、道外のよそ者だからこそ力になれることがあるはずだ!」という情熱が今回の受賞につながったと思います。応援、ご協力いただいたすべての皆さま、本当にありがとうございました。


受賞の様子は、現地の新聞にも掲載されました
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