砂田名誉教授日本学士院は3月12日、第1197回総会で令和8年の日本学士院賞9件12人を決定し、砂田利一名誉教授が日本学士院賞を受賞した。同賞は文部科学省に設置された日本学士院が優れた学術研究に対して授与する賞。
受賞研究題目は「対称性を持った無限グラフの離散幾何解析(共同研究)」で、理化学研究所領域総括、東北大学材料科学高等研究所特別研究顧問・同主任研究者の小谷元子氏との共同受賞となった。原子が規則正しく並ぶ結晶の構造と、その中で生じるランダムな動きを数学的に解析する研究を進め、離散幾何解析および離散代数幾何学の発展に理論・応用の双方から重要な役割を果たした点が評価された。
砂田名誉教授は2013年の本学総合数理学部設置に関わり、同初代学部長、先端数理科学インスティテュート(MIMS)副所長などを歴任。2019年3月に退職し、同年4月に本学名誉教授の称号を授与された。2003年3月には、東北大学名誉教授の称号も授与されている。


