
6月21日、日本初の女性弁護士の一人で、長く鳥取県で活躍した本学校友の中田正子弁護士(故人)をモデルとする鳥取県弁護士会のマスコットキャラクター「まさこ先生」が、母校・明治大学を訪問した。
「まさこ先生」は、中田弁護士の同窓で同じく日本初の女性弁護士の一人である三淵嘉子さんをモデルとしたNHK連続テレビ小説の世界を紹介するNHK財団主催「虎に翼」展、および大学史資料センター主催「女性法曹養成のパイオニア――明治大学法学部と女子部」展(ともに10月28日まで)を開催中の明治大学博物館を訪れ、見学した。

大学史資料センター所長の村上一博法学部教授と明治大学公式キャラクタ―「めいじろう」が開いた歓迎の式典には、中田正子弁護士とゆかりのある鳥取県弁護士会から足立珠希弁護士、同じく岩田合同法律事務所から田路至弘弁護士が参加した。また本イベントは、後援した校友会鳥取県支部(支部長・明里利彦)の尽力もあり、鳥取県内でも広く報道され本学と鳥取県の絆を深める機会ともなった。

なお、8月24日には、村上センター長が鳥取県倉吉市を訪問し、三淵嘉子さんや中田正子さんら女性法曹に焦点を当てた講演会・パネル展に参加する予定。「虎に翼」展および「女性法曹養成のパイオニア」展についてのお問い合わせは博物館事務室(03-3296-4448)まで。