4月5日、政治経済学部・奥山雅之ゼミナールは、多摩中央公園(東京都多摩市)で開催された「第5回パークライフショー」(主催:多摩中央公園・多摩センター連携協議会)のスペシャルイベントとして「みんなの公園ミニ・ロゲイニング」を実施した。
パークライフショーは、今後の公園の使い方や過ごし方などのアイデアを実際に試行するイベントで、今回は多摩中央公園のグランドオープンに合わせて開催された。

奥山ゼミは、公園やペデストリアンデッキ(高架型の歩道)の新たな活用方法を提案する取り組みとして、主に幼児から小学生を持つ家族連れを対象に「ミニ・ロゲイニング(※)」を実施した。「ミニ・ロゲイニング」は、制限時間内に、公園やペデストリアンデッキに設置したチェックポイントを巡るアクティビティ。奥山ゼミが取り組む「場所資源の有効活用」の一環として、ロゲイニングをアレンジした「宝探し」形式のイベントをゼミ生らが考案した。
※ロゲイニング:地図をもとに時間内にチェックポイントを回り得点を集めるスポーツ
当日は100人を超える参加者がアクティビティに挑戦し、グランドオープンした新しい多摩中央公園はにぎわいを見せた。(政治経済学部事務室)
奥山ゼミ・石井翔さん(政治経済学部4年)のコメント
多摩中央公園オープン初日でのイベントは、まさに熱気あふれる雰囲気だった。多摩市在住の方々と交流する中で、地域活動の醍醐味を改めて体感することができた。今後も、ゼミ活動を通じて人々に笑顔を届けられるよう尽力していきたい。
奥山雅之教授のコメント
東京都多摩市は、1970年代に一斉に団地などに入居した方の高齢化や、団地そのものの老朽化が進んでいるが、豊かな緑、壮大なペデストリアンデッキなど、若者にも住みやすい環境がある。これらを最大限活用してまちの魅力を高め、理論・実践の両面から「郊外創生」に取り組んでいく。