8月4日、政治経済学部・奥山雅之ゼミナールは、福島県大熊町の「ゆめの森放課後児童クラブ(大熊町立 学び舎 ゆめの森内)」で、絵本作りワークショップを開催した。運営に携わったのは、古森万結さん、田上大晟さん、阿部ひなたさん、永瀬翔大さん、大倉颯太さん(いずれも4年)、清水萌音さん、渡邉光さん、田代知楓さん、木村大智さん、加藤翔太さん(いずれも3年)の10人のゼミ生。
現在、大熊町では、震災前に町の特産品であったキウイフルーツの栽培を復興・再生させる取り組みが進められている。今回のワークショップでは、このキウイフルーツをはじめとしたフルーツをテーマに、ゆめの森放課後児童クラブの子どもたちが絵本作りに挑戦した。奥山ゼミは、昨年大熊町に対して、町の過去と現在をつなぐ地域資源である「本」「キウイ」を活用し、未来の関係人口創出を目指す「おいでよ 絵本とゆめの森」と題した観光まちづくりプランを提案。本イベントは、このプランの一部を具現化する形で実現した。
ワークショップでは、子どもたちが紙やタブレットを使いながら思い思いに絵本作りに取り組んだ。完成した絵本は、製本後に「学び舎 ゆめの森」に保存される予定となっている。奥山ゼミは、今後も、地域と連携した実践的な学びを通じて、さまざまな地域に貢献していく。(政治経済学部事務室)
