
理工学部電気電子生命学科・伊丹琢研究室は、10月25日・26日に開催された「さがみはらリニアフェスタ2025」に出展し、学生らが製作した「めいじろうロボット」の体験展示を行った。
本イベントは、中央新幹線神奈川県駅(仮称)の建設現場で、リニア中央新幹線計画や工事への理解を深めることを目的に、JR東海・神奈川県・相模原市が共催したもので、地下空間を活用したライトアップや特設ステージでの演奏会、ロボット体験展示などが行われた。
伊丹研究室では、医工連携の視点から「『本当に必要な機能とは何か』に着目したものづくり」をコンセプトに、歩行支援デバイスや腰痛予防デバイスなどの研究開発を行っている。今回出展した「めいじろうロボット」は、同研究室に所属する学生らが企画・設計・製作した作品。当日は、子どもたちをはじめ多くの来場者がロボットとのコミュニケーションを楽しみ、研究室の活動や成果を広く発信する機会となった。
展示運営に携わった石井颯一郎さん(4年)は「自分たちが協力して作ったロボットが、多くの方に興味を持ってもらえてうれしかった」、宮本和樹さん(4年)は「リニア建設現場を間近で見て日本のものづくりの力を実感し、研究や製作が人を笑顔にできることを改めて感じた」と、それぞれ振り返った。
伊丹研究室では、今後も学生主体のものづくり教育と研究活動を通じて、地域社会との連携を深めながら、社会に貢献できるものづくり技術の開発を推進していく。(理工学部事務室)


