
11月9日、政治経済学部・奥山雅之ゼミナールは、ポップアップ型アンテナショップ「ちいきと」(東京都台東区)において、福井県南越前町の特産品「今庄つるし柿」をテーマとした体験型イベント「つるし柿ワークショップ」を開催した。
本イベントは、南越前町との連携事業「南越前町まちみらいチャレンジ2025」の一環として実施されたもので、地域資源の魅力を首都圏で発信し、地域と都市をつなぐ新たな交流の形を探ることを目的としている。
当日は、つるし柿の歴史や製造工程を紹介する映像の上映、試食体験、南越前町に関するクイズ企画などを通じて、外国人観光客を含む10人の参加者が、地域文化への理解を深めた。試食体験では、南越前町出身のシェフとゼミ生が共同で開発した、つるし柿とクリームチーズを使った創作料理を提供。伝統的な食材を現代的な食文化と融合させる試みとして、参加者から高い評価を得た。
参加者からは「南越前町を身近に感じることができた」「地域の食文化を楽しく学べた」といった感想が寄せられ、地域資源を活用した新しい学びの場としての意義が確認された。奥山ゼミでは、今後も南越前町との協働を通じて、学生が地域課題の理解と実践的な学びを深める活動を継続していく。(政治経済学部事務室)
試食体験で提供した創作料理

