
地域連携推進センターは、山形県天童市との連携協力に関する協定締結15周年を記念し、11月18日に同市で講演会を開催した。開会に当たり、新関茂市長および黒澤睦副学長(社会連携担当・広報担当、法学部教授)からあいさつがあり、学生派遣プログラムや市民向け講座など、これまでの多岐にわたる連携事業の歩みと、今後のさらなる協働への期待が述べられた。
記念講演には、北野大校友会長が登壇。「北野家の訓え」と題した講演を行った。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」「一杯の酒に城が傾く」など、母から受け継いだ人としての在り方や心構えに関する訓えを紹介したほか、足立区に育った自身の経験を踏まえ、「おせっかい」「やせ我慢」「もったいない」といった下町文化の魅力を語った。ご家族のエピソードを交えた温かくユーモアのある語り口に会場には笑い声が絶えず、終始和やかな雰囲気に包まれた。(社会連携事務室)


