徳島県には3000を超える遺跡が存在し、銅鐸(どうたく)など多くの遺物が発見されています。

その中でも、徳島県阿南市の西部にある「若杉山辰砂(しんしゃ)採掘遺跡」は、朱の原料となる「辰砂」が弥生時代に採掘されていたことが分かる全国唯一の遺跡であり、出土した石器は2023年に国の重要文化財に指定されました。

また、2025年には、「火入れ法」という加工手法を使っていたことが確認できる、国内で最も古い跡が同遺跡から発見されたと発表されました。

今回は、数多くの遺跡や遺物が発見された徳島の地にフォーカスし、弥生時代の生活や文化をひも解いていきます。

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