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2026.08.20

木寺ゼミが上野でポップアップカフェ――観光消費を地域に還元|政治経済学部

政治経済学部

政治経済学部・木寺元ゼミナールは7月4日から6日までの3日間、東京都台東区東上野の喫茶「キザエモン」で、抹茶をテーマとしたポップアップカフェを企画・運営した。期間中は訪日外国人をはじめ多くの観光客が来店し、得られた純利益の全額を台東区内の子ども食堂に寄付した。

このプロジェクトは、木寺ゼミが掲げる「Build Bridges, Not Walls」の理念のもと、観光による経済効果を地域に還元することを目指した実践型の取り組み。学生が企画から仕入れ、広報、会計、寄付までを一貫して担った。外国人観光客が多く訪れる台東区では、観光による経済効果が期待される一方、混雑やごみなど、地域住民への負担も課題となっている。学生らは、観光客と地域住民の双方にとって持続可能な観光の在り方を考え、今回の企画を立ち上げた。

木寺ゼミは「観光客の一杯を、地域の未来へ。」をコンセプトに、外国人観光客にも親しまれている日本のお茶文化に着目。抹茶ラテや抹茶かき氷などを提供したほか、英語や中国語に対応したメニューを用意し、訪日外国人にも利用しやすい店舗づくりに取り組んだ。また、来店客へのマナー啓発も行い、観光客と地域とのより良い関係づくりを図った。

後日、学生らは寄付先の「下町子ども食堂」を訪問。寄付金を届けるとともに、ポップアップカフェで提供したメニューの一部を振る舞い、子どもたちに提供する料理の調理も手伝うなど、地域との交流を深めた。

プロジェクトを終えたゼミ生は、「単なるイベント運営にとどまらず、観光、地域、経済のつながりを実際の運営を通して深く学ぶことができた。インバウンドによる経済効果を目に見える形で地域に還元し、支援を必要とする人々につなげるという目標に貢献できてうれしい」と手応えを語った。

木寺ゼミでは、今回の経験や成果を生かし、今後も学生主体で地域課題の解決に向けた取り組みを展開していく。

(政治経済学部事務室)