リクルート進学総研が7月31日に発表した「進学ブランド力調査2024」の「志願したい大学ランキング」(関東甲信越エリア)で、明治大学が第1位となった。この調査は、リクルート進学総研が大学に対する志願度、知名度、イメージを把握することを目的に行っており、今年で17回目。今年度は調査手法が一部変更され、新たなエリア区分の下、2024年4月に関東甲信越の学校(343校)に通う高校3年生を対象として調査が実施された。
今回の調査は、新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行後、初めての調査であり、授業や課外活動を含めキャンパスに通う頻度が増えてきた中で実施された。その関係もあってか、進学先を検討する際の重視項目に関する調査では、「学生生活が楽しめそう」(43.3%)が1位となった。進学先を考える高校生にとっては、交通アクセスが良いこと、学びだけでなく、充実したキャンパスライフを送れるかどうかも大きな判断基準になっていることが分かる。続く2位には、大学卒業後の生活を意識した「就職に有利である」(42.2%)、3位には「自分が成長できそう」(37.2%)がランクイン。大学卒業後のキャリアを見据えて在学中に自身がどれぐらい成長できるかなど、大学生活のその先を見通している高校生の志向が見える。
今回の結果から、本学の教育改革や教育環境改善の取り組み、本学のキャリア支援が、受験生から高い注目を集めていることが明らかになった。
志願したい大学トップ5(関東甲信越エリア)
順位 | 大学名 | 志願度 |
---|---|---|
1 (2) ↑ | 明治大学 | 10.8% |
2 (1) ↓ | 早稲田大学 | 9.3% |
3 (4) ↑ | 立教大学 | 7.6% |
4 (9) ↑ | 東洋大学 | 6.6% |
4 (6) ↑ | 法政大学 | 6.6% |
※( )内は昨年順位、調査手法の一部変更があったため参考
「進学ブランド力調査2023」リクルート進学総研調べ