2023年度定年退職者への感謝状贈呈式が3月29日、駿河台キャンパス・岸本辰雄ホールで執り行われた。定年退職を迎えたのは、教員24人、職員6人の計30人。式典には柳谷孝理事長、大六野耕作学長ら法人役員・大学役職者が列席した。
冒頭、柳谷理事長があいさつに立ち「ご自身の教育研究のみならず、若手研究者や後輩の育成、大学の事業の円滑化など多大なご尽力をいただいた」と述べ、感謝とねぎらいの言葉がかけられた。
また、自身が退職者でもある大六野学長からは「学長を務めた4年間で明治大学は社会的に大きく評価をされていることを実感した。これは何より皆さんの多大なる貢献の賜物」と退職者への長年の尽力へねぎらいの言葉をかけるとともに、「次の新しい段階へ進み続ける明治大学を退職後も応援したい。先を見据えて新しいことに挑戦し続けてほしい」と現役の教職員に向けてエールが送られた。
退職者を代表して、専門職大学院グローバル・ビジネス研究科の三林宏教授があいさつに立ち、「リバティタワー竣工以降、明治大学は大きな転換期を迎え、激動と発展の時代を経験してきた」とした上で、「創立150周年に向けて高等教育の先駆けとなる改革を打ち出し続け、愛する明治大学・高校・中学が誰もが憧れる存在になってほしい」と、今後の明治大学に期待を込めた。


記事中の役職や学年などは、原則として取材時や2024年3月時点のものです