学校法人明治大学は3月29日、評議員会を開催し、理事長に柳谷孝氏(再任・1975年商学部卒)、学長に上野正雄法学部教授(1980年法学部卒、前法学部長)の就任を決定、理事10人も選任され、4月1日付けで新理事会が発足した。柳谷理事長は任期3期目となる。


明治大学の法人役員の選任は、寄附行為および同施行規則に基づいて行われる。学長は、各教授会の会員によって組織される連合教授会で候補者を選出、理事長・理事・監事は、評議員17人で構成される役員候補者銓衡委員会で候補者を銓衡、評議員会で選任する。
今回の役員改選は、2023年12月9日の連合教授会で上野教授を学長候補に選出、3月8日の役員候補者銓衡委員会(齋藤柳光委員長)で理事長候補者として柳谷孝氏、理事候補者10人(青木俊雄氏、池田一義氏、榎本知佐氏、岡田誠司氏、岸上謙司氏、小西德應氏、須田努氏、竹本田持氏、矢ヶ﨑淳子氏、山田浩哉氏)が銓衡された。監事は、8日の同銓衡委員会で3人の候補者(奥山弘幸氏、狩野省市氏、髙岡香氏)が銓衡された。
学長・理事長・理事・監事の各候補者は、3月29日に開催された評議員会で選任され、4月1日付けで就任した(監事は6月1日就任)。理事長・理事・監事の任期は2027年度最初の定時評議員会終結の時まで(2027年6月頃予定)。学長任期は2027年3月31日まで。新理事による第1回の理事会は4月1日に開催され、業務分担が決定した。理事の業務分担は別記事にて紹介する。