
資格試験・難関試験に合格した明大生を紹介する「資格取得体験記」。今回は法学部の川下さんが、現役での司法試験合格体験を紹介してくれます!

黒澤睦ゼミ(刑事訴訟法)に所属しています。高校3年の12月から、予備試験・司法試験の勉強を開始しました。
| 出身高校 | 明治大学付属中野高等学校 |
| 合格した試験 | 司法試験、司法試験予備試験 |
| 資格取得までの期間 | 2021年12月~2025年11月 |
司法試験を志した理由は?
私は幼い頃から、正義感の強い子どもでした。そういった性格もあり、人々の助けとなる職業に就きたいと考えていました。また、身近に法律関係の職業に就いている人が複数いて、その中でも、憧れの方が弁護士をされていました。その方や、中学・高校で開催された職業セミナーに来られた法律実務家の方から、法曹という職業の存在を聞き、法曹の仕事にとても魅力を感じたことが、司法試験を志したきっかけです。
明治大学法学部で学んで良かったことを教えてください
法学部の授業では、予備校では教えてくれない、当該法律の歴史、改正の経緯などを、どうしてそのような変遷をたどってきたのかという理由も含めて、教えていただきました。このような知識が身に付くことによって、現在の法律の立て付けをより深く理解することができるようになりました。
司法試験を受けるに当たって受講して良かった授業を教えてください
黒澤先生の「刑事訴訟法(法曹コース用)」です。刑事訴訟法の重要な知識を、めりはりを付けながら解説してくださいました。受験生が間違えやすい部分など、司法試験の答案を書く際に意識すべきポイントをつかめるようになった授業でした。
また、安西文雄先生の「司法演習(憲法)・法曹コース用」も、受講してよかったと思います。内容はハードですが、読み解くのが難しい憲法の判例を、ソクラテスメソッドを用いながら詳細かつ丁寧に解説してくださる授業で、判例を読む力がとても身に付いたと思います。
おすすめの勉強方法
インプットとアウトプットをバランスよく行うことに尽きると思います。インプットのみを行っても、そこで得た知識をどう使うかが分からなければ、合格には近づきません。反対に、やみくもにアウトプットを行っても、正確な知識が伴わなければ成長は望めません。
お勧めは、まず1周、基本的な知識をインプットし、それが完了次第、アウトプットに移行し、問題演習を行いながら基本知識の確認をしつつ、応用的知識や細かい知識を適宜インプットしていく、という方法です。この方法が、一番効率よく成長できる勉強方法だと思います。
判例六法への書き込み苦手な部分はどう克服しましたか
手を広げ過ぎずに、信頼のおける教材を何周も読み、あるいは解きながら、その科目の特性を少しずつつかむことによって苦手を克服しました。苦手な科目が生じたときほどさまざまな教材に手を出したくなりますが、膨大な知識の量に押しつぶされてしまい、苦手がより加速してしまう恐れがあります。やはりシェアの高い、信頼の厚いインプット教材の内容を何周も繰り返し覚え、さらに過去問をやり込んで、インプット教材で得た知識の使い方を学んでいくという方法が良いと思います。
過去問は、全年度分を各科目2通起案しました集中力が切れた時の対処法や、モチベーション維持の方法は?
モチベーションを維持するには、勉強を楽しむことが一番です。試験のプレッシャーは大きいですが、勉強が楽しければ、苦しいことも自分の成長として捉えることができます。私自身、つらいと感じた時期は、総じて勉強を楽しめていなかったと思います。
また、勉強から離れる時間を作ることも大切です。私は幼い頃から剣道を続けており、試験勉強期間中もリフレッシュのために剣道で体を動かしていました。司法試験では時間の多くを勉強に割くことになりますが、意識して息を抜く時間を設けることで、モチベーション維持につながると思います。
おすすめの教材・お役立ちグッズ
【教材】過去問、判例六法
【グッズ】0.4ミリのボールペン、ノック式の蛍光ペン
おすすめのペンこれから司法試験を受ける明大生へのメッセージ
決して楽な道ではありませんが、正しい方法での勉強を重ねていくことで、必ず勝機が見えてきます。手を広げないこと、アウトプットを重視しつつ必要な知識のインプットを怠らないことなど、司法試験において順守すべきといわれている学習の指針からそれないよう、強い意思を持って、楽しみながら勉強をしていただければと思います。
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