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資格取得体験記
2026.05.15

司法試験に合格!法学部から法科大学院へ。法律と真剣に向き合い、努力を継続することが大切|戸澤聖人さん

法学部資格卒業生法科大学院

資格試験・難関試験に合格した明大生や卒業生を紹介する「資格取得体験記」。今回は法学部を卒業後、専門職大学院法務研究科(法科大学院)を修了した戸澤さんが、司法試験の合格体験を紹介してくれます!

合格体験を紹介してくれた方戸澤聖人さん
(2023年法学部卒業、2026年専門職大学院法務研究科〔法科大学院〕修了)

プロフィール写真

2023年明治大学法学部卒業。神田ゼミに所属していました。その後、2026年明治大学法科大学院(法学未修者コース)終了。専門職大学院法務研究科特別クラス(L特ゼミ)に、所属していました。趣味は、朝活と筋トレです。

私は法学部を卒業するまで「司法試験対策」という意味での勉強はしてきませんでした。法科大学院に入学してから司法試験の対策に取り組み、在学中に合格することができました。これから法科大学院に入学する人や司法試験の勉強に励む人の希望になればと思っています。

出身高校 埼玉県立川口高等学校卒業
合格した試験 司法試験
資格取得までの期間 2022年4月~2025年11月

司法試験を志した理由は?

私が司法試験を志したきっかけは、大学受験中に見た刑事弁護ドラマでした。私の周囲には会社員がいなかったこともあり、自分が会社に勤めるイメージが湧きませんでした。その中で、ドラマの弁護士が、自らの知識と個性を生かして人々の人権を守り、活躍する姿にとても魅力を感じました。それ以来、「法曹を目指したい」と強く思うようになり、司法試験に挑戦することを決めました。

明治大学法学部で学んで良かったことを教えてください

1年次から、先生方が熱意を持って法律の基礎から分かりやすく教えてくださるため、段階的に理解を深めることができる点が良かったです。また、大規模な大学であるにもかかわらず、3年次から少人数制のゼミや演習を履修できるので、先生方に直接質問しやすい環境にも恵まれていました。

明治大学法科大学院で学んで良かったことを教えてください。

未修者コースに入学したため、司法試験科目を全て基礎から学び直せた点がとても良かったです。また、少人数教育であるため、疑問があればすぐに先生や弁護士の先輩方に質問することもでき、その場で解消できる環境が整っています。苦手科目については授業だけでなく、「教育補助講師」と呼ばれる明治大学法科大学院を修了した現役弁護士によるゼミに参加することで、実力を強化できた点もとても心強かったです。

司法試験を受けるに当たって受講して良かった授業を教えてください

法学部の授業

清水真先生の「司法演習(刑事訴訟法)」が良かったです。少人数制のため、柔軟に授業を進めてくださいました。また、先生が自ら作成した問題やレジュメを使用することで、刑事訴訟法の理解を深めることができます。

法科大学院の授業

「民法演習Ⅰ・Ⅱ」が良かったです。良問がそろったオリジナルの問題を使用するため、民法の知識から答案の書き方まで幅広く網羅することができ、司法試験対策としても役立ちました。

おすすめの勉強方法

最初は、がむしゃらに法律にとことん向き合ってみることをお勧めします。最初から質を求めがちですが、時間をかけて量をこなすうちに、次第に質が伴ってきます。それまでは、法律を勉強することは苦しいかもしれませんが、飲み会でも法律の話をしてしまうくらいになれば、その頃には法律が好きで楽しくなっているはずです。

これらを踏まえた経験として、私のお勧めする勉強方法は、インプットとアウトプットのバランスを考えることはもちろんですが、基本書を読む際に、「六法」を必ず開き、どの条文のどの文言の解釈をしているのかを逐一確認することです。これが分からなければ、知識はあっても答案に書くことはできません。知識の答案上の位置付けを意識して、勉強することをお勧めします。

半年間で使用した司法試験の過去問半年間で使用した司法試験の過去問

苦手な部分はどう克服しましたか?

「なぜ苦手なのか」を言語化した上で、それを意識した勉強をしました。法律構成を組み立てることが苦手なのか、法律解釈が苦手なのか、当てはめが苦手なのかなど、いろいろな要因があると思います。手を広げすぎず、自分のこれと決めた基本書1冊を理解するまでやり込むことが重要です。

集中力が切れた時の対処法や、モチベーション維持の方法は?

集中力が切れた時は、「音楽を聞きながら少し睡眠をとる」「机を離れて散歩する」「場所をカフェや図書館に変えてみる」「アニメを1本見る」などの方法で、リセットしていました。無理に続けても、効率が良くないからです。

私は、法律の勉強をすることが単純に楽しかったので、モチベーションの維持に苦労はしませんでしたが、自習室に毎日通うことで司法試験を目指す仲間の存在が、とても良い刺激になりました。

おすすめの教材・お役立ちグッズ

【教材】『民事訴訟法』(日本評論社)、司法試験の過去問、分析本、『基本刑法Ⅰ・Ⅱ』(日本評論社)、『会社法』(有斐閣)
【グッズ】椅子に置くクッション、少し高級なボールペン、下敷きにもなる画用紙

自習室の椅子で使っていたクッション自習室の椅子で使っていたクッション
机に敷いていた画用紙机に敷いていた画用紙。ペン書きの下敷きや、意識したいことをすぐ見られるように書き込みとしても便利

これから司法試験を受ける明大生へのメッセージ

司法試験は、合格するまでに多くの時間を必要とする試験です。しかし、継続して頑張り続ければ、合格に近づく試験であり、「一部の限られた人だけが合格できる試験」ではありません。

まず、司法試験に合格するまでは、覚悟を決めて「法律」に没頭してみてください。そうすることで、合格に近づくことができます。自分自身を信じて、頑張ってください。応援しています。

刑事訴訟法の論証集刑事訴訟法の論証集
ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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