日本初の女性法曹を輩出した明治大学で、法律の専門知識と語学力を磨く｜JIN LEIさん

日本への留学体験を紹介してくれた方JIN LEIさん（法学部2年）

プロフィール写真

出身国：中国
留学期間：2024年4月～2028年3月

日本への留学を志したきっかけと、明治大学を選んだ理由を教えてください。

私は子どもの頃から日本のアニメが大好きで、「いつか日本に行って、アニメで見た日本の風景や文化を実際にこの目で見てみたい」と思っていました。さらに、高校2年生の時に日本語を本格的に勉強し始めたことをきっかけに、「旅行だけでなく、もっと日本の文化を深く学びたい」と思い、日本への留学を決めました。

明治大学を選んだ一番の理由は、一目ぼれでした。JLPT（日本語能力試験）を受ける際に、明治大学和泉キャンパスの和泉ラーニングスクエアが会場で、キャンパス全体の景色に魅了されました。試験の後、明治大学についてじっくり調べたところ、私が興味を持っている法学部は長い歴史と伝統があり、日本初の女性法曹を輩出した大学であることを知ったので、明治大学を選びました。

和泉キャンパスの桜

明治大学の好きなところについて

明治大学のキャンパスで好きな場所はどこですか？

場所：和泉キャンパスの和泉ラーニングスクエアのテラス
理由：夏の5時限目が終わった後、そこで見る夕日がとてもきれいです。夕日を眺めながら友人たちとおしゃべりすることが、とても好きです。

和泉キャンパスの和泉ラーニングスクエアのテラスで撮影した夕日

好きな授業を教えてください。

授業名：日本語
担当教員名：坂東実子先生
理由：授業の内容が面白く、教科書以外の内容も紹介してくださるので、勉強になります。コロナ禍や緊急時には、Zoomでオンライン授業を受けることもできるよう配慮してくださいます。授業の内容以外の日本語や、日本で生活する上での問題にも丁寧に答えてくださるため、とても助かりました。

日本で過ごした感想

日本に来て驚いたところは？

医療システムの複雑さに驚きました。初めて発熱した時、私の母国である中国にいる時と同じように直接総合病院に行きましたが、紹介状がないため初診は受け付けてもらえませんでした。帰宅後、風邪は何科を受診すれば良いか分からないことに気づき、インターネットで調べて、近くのクリニックを予約したところ、午後しか空いていないと知り、その日の午後にやっと受診することができました。

母国の場合、病気にかかったら直接総合病院に行き、受付で症状を伝えれば何科に行くべきかを教えてくれます。基本的に予約がなくても、当日受診することができます。また、日本は院外処方が多いですが、薬も院内処方されることが多いです。

自分の国の学生生活と比べて、日本の学生生活で楽しいところ・大変だと感じるところはありますか？

楽しいところ

日本の学生生活で楽しいことは、自由時間が多いところです。私は、上限単位程度の履修登録をしましたが、週に一日、午後の予定が空いています。その空き時間で、東京のいろいろな場所を巡ったり、おいしい物を探したり、友人と遊びに出かけたりすることが、すごく楽しいです。

留学生歓迎会での明治大学公式キャラクター「めいじろう」

大変なところ

日本の学生生活で大変なところは、自立して全てを自分一人でこなさなければならないことです。日本に来て初めて一人暮らしをし、物件探しから生活に必要なさまざまな手続きまで、自分で何とかしなければなりません。特に新型コロナウイルス感染症にかかり、一人でクリニックに行き、一人で部屋で寝ていた時が、一番つらかったです。