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2026.01.21

幼少期の経験から再び日本へ。日本文化をはじめ多様な文化を学ぶ|KOPPER BORSAさん

理工学部学生留学国際交流
日本への留学体験を紹介してくれた方KOPPER BORSAさん(理工学部 数学科 4年)

  • 出身国:ハンガリー
  • 留学期間:2025年9月~2026年2月

日本への留学を志したきっかけと、明治大学を選んだ理由を教えてください。

幼少期に1年半ほど京都の小学校に通っていたことがきっかけで、日本の文化を知ったのですが、日本のポップカルチャー・考え方・日本語は、私の性格に大きく影響を与えました。日本から帰国した後は、ずっとヨーロッパに住み、ヨーロッパの文化や考え方で暮らしてきましたが、その一方で、日本の文化や習慣を大切に思う気持ちもずっと持ち続けていました。その考えの下、「日本へ留学しよう」と決め、日本人と同じように日本語で学ぶことができる明治大学を選びました。

大学での授業について

「日本語」の授業を受けられたと思いますが、どのような学びがありましたか?

留学中は主に二つの種類の授業を受けました。一つ目は、留学生向けの日本語授業です。日本語の文章や小説を読んだり、日本語で学んだことを発表したりしていました。授業を通して日本語を使う機会が増え、日本語に対して自信が付いたので、とても有意義な授業でした。二つ目は、数学の授業です。在籍している大学で数学を専攻していたこともあり、数学の授業を積極的に履修しました。「日本語で数学を学ぶ」という経験も、明治大学に留学したからこそ実現できたと思います。

好きな授業を教えてください。

明治大学の授業は総じて魅力的ですが、最も好きな授業を二つ紹介します。

授業名:留学生・国際連携科目 日本語7(読解)
担当教員名:河野多佳子先生
理由:読解の授業では、日本の新聞や小説などの文章を読み、クラスでディスカッションを行い、日本語を学びます。先生が用意するテキストが面白く、毎回楽しい授業になりました。留学する前は、自分では読めないと想像していた村上春樹の小説や新聞記事も「読むことができる」と、この授業で気づきました。

授業名:代数概論
担当教員名:中村幸男先生
理由:以前は、代数学が私の得意分野とは思っていませんでしたが、先生が内容を楽しく説明してくださり、代数学が好きになりました。初めは授業が難しいのではと心配していましたが、困った時には先生が助けてくださるので、安心して学ぶことができました。

生田キャンパスの図書館(右)と、教室がある第二校舎A棟(左)図書館が入っているセンターフォレスト(右)と、教室がある第二校舎A館(左)

明治大学の授業で印象に残っているエピソード

一番印象に残っていることは、日本語の授業に参加していたボランティアの学生との交流です。留学生として、日本人と話すことは初めのうちは難しいため、最初の出会いが最も大事でした。先生だけではなく、同じ年齢の日本人とも話せたのが、すごく楽しかったです。

大学生活について

明治大学のキャンパスで好きな場所はどこですか?

場所:駿河台キャンパス リバティタワー(15階)リフレッシュスペース
理由:時間のある時に椅子に腰を下ろして、東京の街並みを見ながら、勉強や読書することが本当に気持ちが良いです。エネルギーがない時に、ただリラックスして、時間を過ごすにも良い場所です。

日本に来て驚いたところは?

電車の値段と、電車で過ごす時間の長さです。在籍している大学があるオーストリアでは、一つの定期券で町のほぼ全てのバス、市電、電車を使うことができるので、日本へ来て、定期券の値段や使える線路が制限されていることに驚きました。また、大学の二つのキャンパスで授業があるため、思っていたより長く電車に乗っていることが多く、驚きました。

自分の国の学生生活と比べて、日本の学生生活で楽しいところ・大変だと感じるところはありますか?

楽しいところ

大学のサークルや、さまざまなイベントがあることです。いつも新しい人との出会いがあり、一緒に居酒屋かカラオケに行くことが楽しいです。ヨーロッパでは授業が終わった後、そのまま帰る人が多いので、日本の大学はとてもにぎやかですごいと思いました。

大変なところ

二つのキャンパスを移動することが一番大変です。東京は世界でも大きい都市の一つであるため、同じ東京の中での移動であっても、移動距離が比較的長く感じます。

故郷の国の紹介や、自慢をしてください。

私はハンガリー人ですが、高校2年生からオーストリアのウィーンに住んでいました。ヨーロッパでも多様な文化の人が暮らしているため、複雑ですが楽しい人生を生きてきました。一つの文化だけではなく、世界のいろいろな文化から、自分に合ったものを取り入れて、自分だけの文化を大切にしています。

母国ハンガリーの首都、ブダペストの夜景母国ハンガリーの首都、ブダペストの夜景

KOPPER BORSAさんについて&メッセージ

将来の夢は何ですか?

楽しく自由な人生を生きることです。いろいろな国や文化を探検し、自分に合った楽しめる仕事や趣味を見つけたいです。留学後には、ヨーロッパへ帰る予定ですが、その後いつかまた、日本に住みたいです。大学院への進学をするかどうかも含めて検討中ですが、将来を楽しみにしています!

明大生へのメッセージをお願いします。

私は明大生の皆さんと同じように、さまざまなことを経験したり、いろいろな人に相談したりしているのですが、自分の人生哲学を探しています。最近、「自分の人生の目的は何なのか」について考え、一般的な答えが見つけることができず、人生の目的を見出すことの難しさに気づきました。そのため、目的や興味を探求するためにさまざまな活動することが大事だと思います!

ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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