
明大生が、留学体験を紹介する「世界で学ぶ!」。今回は国際日本学部の小山さんが、リトアニアでの留学体験を紹介してくれます!

| 留学先 | リトアニア |
| 大学名 | ミーコラス・ロメリス大学 |
| 留学プログラム名 | 大学間協定留学(交換型) |
| 留学期間 | 2024年9月~2025年6月 |
| 卒業高校名 | 鎌倉女学院高等学校 |
留学準備について
留学を決めたきっかけや理由と、その時期は?
日本の文化の保存・継承に携わりたいという思いがあり、そのためには文化を外から捉える視点が必要だと感じたことがきっかけとなり、留学に興味を持ちました。また、国際日本学部では多くの人が留学を志して努力をしているので、その影響も受け1年次の夏には留学を決意していました。
留学するために行った準備や勉強を教えてください。
TOEFL対策としては、留学に必要なスコアを取れるよう「TOEFL Preparation」という科目を履修しました。また、単語帳での学習はもちろん、ネイティブ・スピーカーの教員と自由に英語で会話できる「English Conversation Hours」に空きコマを利用して参加し、スピーキングの練習をしました。
「TOEFL Preparation」の授業で使用していた教科書。とても分厚いので、セクションごとに裁断し持ち歩きやすいようにしていました受験した語学試験があれば教えてください。
TOEFL iBT
- 2023年10月:67点
留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由は?
昨今の社会情勢から、欧州の中でも特に自国の文化を見つめ直す機運が高まっているリトアニアに魅力を感じたことと、アジア圏からの留学生が比較的少ない環境であることが、自分と全く違う多様な価値観に触れやすいのではないかと考えたこと、この2点が大きな決め手でした。
ミーコラス・ロメリス大学の校舎準備の段階でしておけばよかったことはありますか?
リトアニアの公用語はリトアニア語ですが、現在リトアニアにはロシア語を話すことができるウクライナやベラルーシ出身の人が多くおり、日常的にロシア語も耳にしました。そのため、留学前にリトアニア語だけでなくロシア語も少し勉強していけばよかったです。
留学生活について
留学の目的や目標を教えてください。また、それは達成できましたか?
私には、将来日本の文化の保存・継承に貢献するという目標があるため、この留学では、地域と文化の関わり方を学ぶことを目的としていました。ミーコラス・ロメリス大学での学生生活では、授業だけでなく友人との何げない日常会話からも新しい価値観に触れることができました。また、リトアニア国立博物館でのインターンシップからは、文化を守る視点だけでなく生かし続ける視点を得ることができ、目的は達成することができたと考えています。
独立回復記念日には、首都ヴィリニュスにリトアニア全土から人が集まり記念行事に参加します留学先で学んだ学問について教えてください。
- 明治大学で学んでいる分野:国際日本学、博物館学(学芸員養成課程)
- 留学先で学んだ分野:リトアニア語、歴史、社会政策
留学先では、文化について主に歴史的背景、国民の意識、政策の三方面から学びを深めることができるように履修を組みました。いくつかの授業では、日本からの留学生が私しかいない状況だったので、日本人としての意見を求められることもあり、リトアニアにいながらも日本について調べ、考え直すことも多くありました。日本では学べない視点からの授業は、物事を多角的に見る力を養うことができました。
一緒にリトアニア語の授業を乗り越えたクラスメート、教授との一枚留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことは?
リトアニア国立博物館でのインターンシップに参加
明治大学で学芸員養成課程を履修していることを生かして、リトアニア国立博物館でのインターンシップに参加しました。このインターンシップを通じて、リトアニアが過去と向き合い、文化やアイデンティティーを見つめ直す最前線に立ち会うことができ、その学び全てが私にとって新鮮な発見の連続でした。また、博物館の特別展にも関わらせていただき、とても貴重な経験となりました。
関わらせていただいたリトアニア国立博物館の特別展ヨーロッパ22カ国を旅行
せっかくヨーロッパにいるのだからいろいろな所を訪れてみようと、週末や長期休暇を利用して22カ国を訪れました。一人で旅行をすることが多く、自分で計画を立て、トラブルにも柔軟に対応する力がつきました。学生生活だけでなく、これらの旅行を通じても、さまざまな歴史や文化、価値観に触れることができました。
アイスランドを訪れた際の一枚最後に
留学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?
留学を通じて、知識の習得だけでなく、さまざまなバックグラウンドや価値観を持つ人の話を聞き、受け止めた上で、自分の考えを伝える姿勢が養われたと思います。また、日本とは全く違う環境で約10カ月間生活し、留学を無事終えられたことは、今後いろいろなチャレンジをしていくことへの自信にもつながりました。
日本文化のイベントで友人たちと浴衣体験をしました
特に仲の良かった友人と、ヴィリニュスにある杉原千畝桜公園へお花見に行った際の一枚。リトアニアでもたくさんの人がお花見を楽しんでいました後輩へのメッセージをお願いします。
留学に行くことはゴールではなくスタートです。充実した留学生活を送るためには、自分が留学を通じて何を達成したいのかという目的を明確にすることが大切です。留学は挑戦であると同時に、自分と向き合う良い機会でもあります。また、リトアニアへの留学は、情報の少なさや現在の社会情勢から、最初の一歩を踏み出すのに勇気がいると思います。しかし、リトアニアでしか得られない学びや体験がたくさんあるので、ぜひチャレンジしてみてください。応援しています!
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