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世界で学ぶ!
2026.06.04

シドニーの中心で多様性を学び、積極的な交流で柔軟な思考力が身に付いた│小森琉世さん

経営学部学生留学国際交流

明大生が、留学体験を紹介する「世界で学ぶ!」。今回は経営学部の小森さんが、オーストラリアでの留学体験を紹介してくれます!

留学体験を紹介してくれた方小森琉世さん(経営学部4年)

プロフィール写真

留学先 オーストラリア
大学名 シドニー工科大学
留学プログラム名 大学間協定留学(交換型)
留学期間 2025年2月~2025年6月
卒業高校名 専修大学松戸高等学校

留学準備について

留学を決めたきっかけや理由と、その時期は?

もともと海外に興味があり、留学は視野を広げる良いチャンスだと考えたことから、挑戦することを決めました。1年次の終わりごろ、同じ学部の友人が2年次の秋から1年間アメリカ留学に行くと聞いて刺激を受け、そこから留学のための準備を始めました。

留学するために行った準備や勉強を教えてください。

春休みからIELTSの学習を始めました。2月に国際教育センターのIELTS準備講座を受講して、スコア取得に向けた学習の流れと戦略を立て、3月から本格的に勉強し始めました。まずは単語を覚えれば4技能全てに使えると考え、難易度別の単語帳のスコア8.0目標レベルまで終わらせました。

1回目の受験では、会場での実際の試験の流れや難易度を確かめて、次の受験に備えました。そして、過去問を2周して、すぐに点数が伸びそうなライティングのテンプレートを自分で考え、アウトプットをする練習を繰り返し、2回目の受験でのスコアアップにつなげました。

受験した語学試験があれば教えてください。

IELTS

  • 2024年4月:6.0点
  • 2024年5月:6.5点

留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由は?

英語圏の国で、3年次の春学期に実施され、卒業を遅らせることなく行けるプログラムであったことから選びました。シドニー工科大学は、私が明治大学で学んでいる内容や興味のある分野をグローバルな視点でより発展的に学習できることや、多くの優秀な学生と出会える環境であること、さらに街の中心に位置し現地のさまざまな文化に触れられることに、魅力を感じました。

ビジネスを学んでいる学生が主に使う、アーティスティックな校舎です。毎週、この校舎で受ける授業が楽しみでした
シドニー工科大学の有名な校舎UTSタワーと、図書館などが入るUTSセントラルです。この芝生広場では、学生たちがお昼ご飯を食べたり、イベントが行われたりします

準備の段階でしておけばよかったことはありますか?

もっとスピーキングの練習をしておけば良かったです。大学の授業で意見を求められることもありますし、友人と授業の課題で協力する必要もあります。話したいことを話せないもどかしさを少しでも減らすために、もっと話す練習をしておけば良かったと感じました。

留学生活について

留学の目的や目標を教えてください。また、それは達成できましたか?

英語力を伸ばすことはもちろん、「海外の環境で自分はどこまで挑戦できるのか」を試してみたいという思いがありました。日本を飛び出して、多文化の中で学ぶことで、自分の視野を広げたいと考えていました。

実際に現地の授業が始まると、想像以上に学生が積極的に発言し、教室がまるでディスカッションの場のようで驚きました。最初は発言するだけでも緊張していましたが、「間違えてもいいから一度は声を出す」と決め、少しずつ挑戦を重ねました。また、多国籍の学生とのグループワークでは、価値観の違いに戸惑うこともありましたが、その分、新しい考え方に触れる楽しさも感じました。

留学を通して、語学力以上に「自分から動く力」や「多様性の中で協働する力」が身に付き、当初の目標は予想以上に達成できました。

留学先で学んだ学問について教えてください。

  • 明治大学で学んでいる分野:経営管理、経営戦略
  • 留学先で学んだ分野:企業、社会のDEI(多様性・公平性・包括性)

学生も先生も実に多様な方々がいたため、多様性を学ぶには最適な環境でした。本当の他者理解とは何か、異文化とはどのようなことなのかを実感しながら学習できました。社会学系の授業や企業のイノベーションなどの授業も履修しましたが、多少難しく感じるところはあるものの、その分学べるものが多くありました。

全体の講義の様子。この授業の後、少人数のクラスに分かれて講義内容を元にしたディスカッションの授業がありました

留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことは?

大学のランニングサークルで現地学生と交流

留学中は、生活リズムを整え、心身ともに健康を保つことを最優先に意識していました。その一つとして、毎週水曜日は朝6時に起き、大学のランニングサークルに参加していました。継続することで体調管理につながっただけでなく、同じ大学で他のことを専門的に学んでいる仲間と自然に交流できる貴重な機会にもなりました。

毎週同じようなメンバーが集まるので仲が深まりました。シドニー都心のハーバーを雑談しながら走っていました

国内外への一人旅に挑戦

行動範囲を広げたいと思い、メルボルンやウルル、フィジー、ニュージーランドへ、全て一人で、リュックサック一つで旅行に行きました。計画から移動、現地でのトラブル対応まで自分で行う必要があり、不安もありましたが、その分、大きな満足感を得ることができました。一人旅を通して、誰かと一緒の旅行では味わえない「全部自分次第」の自由さと緊張感、そして現地の人々とのたくさんの交流を経験することができました。

ウルルの様子。現在に至るまでの神話や歴史的背景があり、神秘的な空間でした
フィジー・ナンディの様子。たくさんの現地の人々と交流して、仲良くなった人に「カバ」という伝統的な飲み物をいただきました

最後に

留学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?

授業内で積極的に意見を求められる場面が多く、日本とは異なる学びのスタイルに最初は戸惑いましたが、自分の考えを言葉にして伝える力の重要性を実感することができました。また、さまざまな国籍や価値観、宗教を持つ学生と交流する中で、多様性を受け入れながら協働する姿勢が身に付きました。異なる意見に触れることで視野が広がり、自分自身の考え方も柔軟になりました。

留学生活では、学業だけでなく日常生活の中でも主体的に行動する必要がある場面が多くありました。慣れない環境の中、自力で、かつ不慣れな言語で課題を乗り越える経験を通して、自立心や挑戦する姿勢が大きく成長したと感じています。

後輩へのメッセージをお願いします。

留学は、語学力を伸ばすだけでなく、自分自身を大きく成長させてくれる貴重な経験だと思います。実際に私も、留学する前は不安もありましたが、飛び込んでみると、多文化の環境の中で新しい価値観に触れ、自分の視野が大きく広がりました。

慣れない環境で生活し、授業や日常の中で自分の意見と思いを伝えることは簡単ではありませんでしたが、その分、挑戦する力や主体性が身に付いたと感じています。留学中に出会った人々や経験は、自分の大きな財産です。今でも頻繁に連絡を取ったり電話をしたり、東京に来てくれた友人もいます。もし留学に少しでも興味があるなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。不安があっても、その先には必ず新しい学びと成長、すてきな出会いが待っています。

大学のボランティアが引率してくれるActivate UTSというイベントをフル活用して、山登り、パーティー、ラグビー観戦などに行きました。これはオペラハウス、ハーバーブリッジ周辺をカヤックで探検するアクティビティでした
ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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