
情報コミュニケーション学部で、「ベトナムのコーヒー農園の貧困解消」をテーマに研究を進めている黒井優さん。「入学時は進みたい道が明確ではなかった」とのことですが、大学生活でどのように学びたい分野を見つけていったのでしょうか。

黒井さんのMeijingは、「経験を積んで成長する」を意味する “Enhanc” ing
幅広い学問を学びながら“興味”を見つけられる場所
情報コミュニケーション学部に進学した理由を教えてください。
小学生の頃、友人のお兄さんが明治大学に進学した際に、周囲の大人が「すごい」と話していたのを聞いて、「すごい大学なら僕も入りたいな」と思っていました。
高校卒業後の進路を決める時点で学びたい方向性が明確ではなかった中、情報コミュニケーション学部のホームページで“学際的”という言葉を見つけました。履修できる講義の幅が広く、興味に応じて選択しながら深めたい分野を見つけられると感じ、志望しました。

情報コミュニケーション学部での学びを通じて、どのような知識やスキルが得られましたか。
多様な講義によって、多角的な見方ができるようになったと感じています。
1~2年次は音楽論や歴史学、脳科学、政治学、地理学など、分野にこだわらずに興味のある講義を履修しました。幅広い知識を得たことで、現在研究を進めているベトナムのコーヒー産業に関して、現地の気候や政治、歴史など、あらゆる観点から分析することができています。

自ら動いて、社会に貢献するやりがいと楽しみを学んだ
「ベトナムのコーヒー農園の貧困解消」というテーマで研究を始めたのは、なぜですか。
現在所属している島田剛教授のゼミで、以前から行われている「神保町コーヒープロジェクト」に感銘を受けたからです。
コーヒーのパッケージやメッセージのプロデュースという形でコーヒー生産国を支援しながら、明治大学駿河台キャンパスがある神保町や御茶ノ水で販売することで、地域活性化にも貢献するプロジェクトです。先輩方が大学生のうちからコーヒーのプロデュースや販売というビジネスを展開する姿に憧れ、私も参加したいと思いました。
また、島田教授の講義を通じて世界のコーヒー農家が貧困に苦しんでいる現状を知ったことも、テーマ設定の理由の一つです。
ゼミ活動で販売したコーヒーゼミでの研究活動で、特に印象深い経験はありますか。
フィールドワークなどを通じて、自分の目や耳で情報を集めた経験です。
ベトナムで生産されるコーヒーに関する文献や資料は少なく、情報収集に苦労しました。JICA(国際協力機構)横浜や日本スペシャルティコーヒー協会主催の展示会などを訪ね、専門家や現地の農家の方の生の声を聞いたことで、ベトナムでは高品質なコーヒーの生産ノウハウが普及していないことが分かり、研究を前進させることができました。
ゼミのメンバーと議論して、中南米の生産方法をベトナムに広める方法を発案し、情報コミュニケーション学部の各ゼミの研究成果を発表する「研究交流祭」でプレゼンしました。教授の方々に評価していただき、最優秀賞を獲得できたことも思い出深いです。

目標は「社会課題を複合的に解決できる人材」
今後の目標、これから挑戦したいことを教えてください。
大学で培った多角的な見方を生かし、社会課題を解決できる人材になりたいです。現在は金融業界を中心に就職活動を行い、将来的には決済データなどのビッグデータを活用し、複合的なソリューションを提供していきたいと考えています。

高校生の皆さんにメッセージをお願いします。
情報コミュニケーション学部では幅広い講義から気になるものを選択できるので、やりたいことを決めきれず迷っている人、あるいはやりたいことが複数ある人も充実した日々を送れると思います。さまざまな学問に触れて、多角的な視点や主体的に行動する力を身に付け、自分の“興味”を探していきましょう!

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