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2026.06.05

「工学」と「お笑い」の二刀流で見つけた“自分らしく輝ける場所”|馬場大和さん

理工学部Meijing

理工学部で機械工学と情報科学の両面から学びを深めている馬場大和さんは、国民的大学生芸人グランプリ「大学芸会2025」でグランプリに輝いたピン芸人という一面も持っています。学業と芸人活動の両立から得た経験や学びについて、伺いました。

明治大学での学生生活を紹介してくれた方馬場大和さん(理工学部 機械情報工学科4年)

馬場さんのMeijingは、「動き続ける」を意味する “Mov” ing

理工学部ならではの多様な実験が伸ばしてくれた「自主性」

理工学部機械情報工学科に進学した理由を教えてください。

高校の物理部で中高6年間、高校名から名づけられたカラクリ装置「セタゴラスイッチ」の製作に没頭した日々が楽しくて、大学でも工学を学びたいと思ったのがきっかけです。一方で、子どもの頃からゲームが好きで、ゲームクリエイターになりたいという夢もありました。

大学を調べる中で、明治大学理工学部には工学分野も情報分野も学べる機械情報工学科があることを知りました。高校時代に好きだった芸人さんが明治大学のお笑いサークル「木曜会Z」出身だったこともあり、「ここに入るしかない」と思いましたね。

多様な講義の中でも、特に印象に残っているものはありますか。

「機械情報工学実験」が印象的でした。毎回異なる先生の研究室を訪ね、専門的な装置を用いて行う実験が刺激的で、知識の幅が広がったと感じています。

先生方は用いる技術や装置の使い方だけを伝え、実験の手法や結論の出し方は学生に委ねてくれました。グループで試行錯誤する難しさはありましたが、考えを行動に移す経験を積むことができ、自主性や積極性も伸びたと思います。

現在所属している研究室では、どのような研究を行っていますか。

阿部直人教授の研究室に所属し、システム制御の研究を行っています。「MATLAB」というアプリを用いて機器の制御をプログラミングし、その結果を確認・考察するといった方法で進めています。

ゼミ対抗で、歯ブラシとモーター、電磁石だけでロボットをつくる実験を行った際は、ゼミのメンバーと協力し、モーターで振動させて前進する仕組みを考えました。

お笑いの魅力は「自身の特徴を強みに変えられるところ」

お笑いサークル「木曜会Z」に所属されているとお聞きしましたが、活動内容を教えてください。

年4回の定期ライブに向けて、毎週土曜日に集まってネタ見せなどを行っています。個々にお笑い大会に出場したり、外部のライブに出演したりすることもあります。私は大学生ピン芸人を集めたライブを主催した経験があり、プロのゲストも迎え、150人のお客様に来ていただくことができました。

「大学芸会2025」でグランプリを獲得したときの心境はいかがでしたか。

びっくりしました。当時私は3年生だったのですが、これまでのグランプリは4年生が多く、3年生での優勝は12年ぶりだったそうです。

1、2年次は大会に出ても予選落ちが続きましたが、先輩からの「馬場は面白いんだから自信を持て」という言葉に救われていました。周囲に支えてもらいながら地道にネタをつくり続けたことで、得られたグランプリだと思っています。

「大学芸会2025」でグランプリに輝いた馬場さん

お笑いの魅力は、どこにあると感じていますか。

短所だと感じていることも、長所に変わる点です。私は幼い頃から落ち着きがなく、早口で話し続けるクセもあるので、学生生活に馴染みにくい傾向がありました。しかし、お笑いでは“人と違う部分”が強みになり、サークルのメンバーも「そこが面白い」と受け入れてくれて、一気に世界が広がりました。

また、理工学部で学んだことがヒントになり、ネタが生まれる化学反応が楽しめる点も魅力だと思います。世の中のあらゆることを、人の笑顔につなげられるのがお笑いです。

仲間と一緒に“好き”を追い求められる場所

今後の目標、これから挑戦したいことを教えてください。

かつてはゲームクリエイターを目指していましたが、「木曜会Z」での活動を経て、今はプロの芸人を目指しています。「大学芸会2025」でグランプリを獲得したときに、プロになる覚悟ができました。

高校生の皆さんにメッセージをお願いします。

理工学部は実験設備が豊富で、最新技術を実践的に学べる場です。そして、好きなものを夢中で追いかけている人がたくさんいます。私が仲間と一緒に工学とお笑いを探究できたように、皆さんもかけがえのない美しい経験ができると信じています。

お笑いサークル「木曜会Z」のポーズをする馬場さん
※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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