
国際日本学部で英語を中心に幅広い分野の講義を履修し、短期留学にも挑戦した鈴木陽南乃さん。3年次からのゼミでは「多文化共生のまちづくり」をテーマにワークショップの企画・運営を行っている鈴木さんに、大学生活で得た学びや気づきについて伺いました。

鈴木さんのMeijingは、「さまざまな人と交流する」を意味する “Interact” ing
ディスカッションや英語での講義で磨かれた「伝える力」
国際日本学部に進学した理由を教えてください。
小学生の頃から周囲に帰国子女の子や外国にルーツを持つ友人がいたため、自然と海外に興味を持ち、英語や洋楽に親しむようになりました。海外の文化に触れることで日本文化の面白さも感じるようになり、海外と日本の文化を同時に学ぶことができる国際日本学部に魅力を感じました。
高校での進学ガイダンスで、明治大学に進学された卒業生の方から大学生活の話を伺ったことも、志望した決め手のひとつです。その時に国際日本学部のことを調べて、日本の漫画や舞台芸術に関しても学問として学べることを知りました。

国際日本学部での学びを通じて、どのような知識やスキルが得られましたか。
自分の意見を、効果的に相手に伝える力が身に付いたと感じています。講義でディスカッションやプレゼン、エッセイの執筆を何度も経験する中で、最初に結論を述べたり数字や具体例を用いたりするといった、伝わりやすい話し方を実践できるようになりました。
英語で開講される講義も多いため、実践的な英語力も磨かれました。高校までと比べると英語で話す機会が格段に増えたので、会話でのコミュニケーションにも積極的になれたと実感しています。

留学で興味を抱いた「異文化を尊重し合うまちづくり」
ゼミでテーマにしている「多文化共生(※)のまちづくり」に、関心を持ったきっかけを教えてください。
大学の留学制度を活用して経験した、1カ月半のアメリカ留学です。現地では、人の温かさや、やさしさに触れる場面がたくさんありました。道に迷っているときに通りがかった方が「大丈夫?」と英語で声をかけてくださるなど、文化や人種が違っても手を差し伸べてくれることに感動しました。
この経験から、私も外国の方が困っていたら助けられる人になりたいと思うと同時に、異なる文化を持つ人同士が支え合って暮らしていけるまちづくりがしたいと思うようになりました。
※国籍や民族などの文化的背景が異なる人々が、互いを尊重し合い、対等な関係で生活していける社会を目指す考え方

ゼミでの研究活動で、特に印象に残っていることはありますか。
3年次の夏休みに行った高校生向けのワークショップが印象的です。カードゲームを用いて、外国の方にも伝わりやすい簡潔でシンプルな「やさしい日本語」や無意識の思い込みから悪気なく発してしまう差別的な発言を意味する「マイクロアグレッション」について解説し、異文化に歩み寄る大切さを伝えました。
日々の研究やワークショップの経験をまとめ、東京都主催の「ダイバーシティ・プレゼンコンテスト」で互いの文化を理解する意義についてプレゼンを行いました。その結果、最優秀賞を受賞できたことも思い出に残っています。

踏み出した一歩が「経験」や「出会い」につながる
今後の目標、これから挑戦したいことを教えてください。
英語教師を目指しています。ワークショップなどの経験を通して、国による文化の違いを伝えることに楽しさを感じたからです。生徒が海外や異文化に目を向けるサポートをしながら、グローバルな視点で物事を考えて相手を思いやることができる人を育てていきたいと思っています。

高校生の皆さんにメッセージをお願いします。
私自身、国際日本学部で語学や社会システム、多文化共生などのさまざまな学問に触れ、将来の道を見つけることができました。経験や出会いによって可能性が広がっていくと思うので、興味のあることでも苦手なことでも一歩踏み出して挑戦してみてほしいです。

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