
経営学部公共経営学科で、「日本のマーケティング問題」をテーマに研究を進めている山本結さん。日々の講義やゼミ活動以外にも、積極的にフィールドワークや課外活動に取り組んでいる山本さんに、大学生活での学びや気づきについて伺いました。

山本さんのMeijingは、「可能性を広げる」を意味する “Expand” ing
“好きなこと” と “経営” を組み合わせる力を養う
明治大学経営学部に進学した理由を教えてください。
もともとは実家が音楽教室を開いていたこともあり、音楽大学への進学を考えていました。しかし、コロナ禍で発表会などが中止になり、音楽を職業にする難しさを痛感しました。その際に、高校の先生から「経営学部なら音楽教室の経営なども学べる」と伺ったのがきっかけです。
進学を考えていた東京の音楽大学と明治大学のオープンキャンパスが同日だったので、明治大学も訪れたところ、経営学部の教授の方から「経営学部だと経営と芸術の分野を絡めた学びもできるよ」と教えていただき、私の進む先はここだと思いました。

経営学部での学びを通じて、どのような知識や学びが得られましたか。
周囲の方々に誠実に向き合う姿勢が、信頼関係の構築につながることを学びました。
経営学部では2年次に学科を選択するのですが、私が選択した「公共経営学科」では非営利組織や労働組合、社会的企業、ボランティア団体などについて学びます。これらの団体は利益の最大化以上に、多くの人を支えることを重視していると感じました。近年は、営利企業においてもCSV経営(※)やSDGsにつながる取り組みが増え、「社会にどのような価値を提供できるか」という姿勢が重要視されていることも知りました。
また、「公共経営学特別講義」で特定地域づくり事業協同組合について学んだ際に知ったのは、島根県浜田市で音楽家を誘致するための住宅補助や演奏の場の提供が行われていることです。音楽活動を支える事業が実施されていることに、感動と共感を覚えました。
※「共有価値(経済的価値と社会的価値の両立)の創造」を軸とした経営

多様な人や組織と関わって知った“学び”の面白さ
日々の講義では、どのようなことを学んでいますか。
1年次から経営学部独自のグローバル経営人材育成トラック「GREAT」に所属し、英語でのコミュニケーション能力を高めています。小学生の頃から英語を学んできたのですが、スピーキングに課題があったので、留学生と交流しながら英語力を磨ける「GREAT」は貴重な場です。
留学生と話す機会を増やし、海外の方に的確な日本語を伝える力も身につけたいと思ったので、4年次から留学生を対象とした日本語学習のボランティアにも参加しています。

ゼミ活動や学業などで、特に印象に残っていることはありますか。
ゼミで広告業界のマーケティングについて研究しているグループのメンバーと「関東学生マーケティング大会」に出場したことです。モーション連動型の「一人称視点広告」を企画し、プレゼンしたのですが、マーケティングのプロの方々からコスト面の課題や実現性に関するフィードバックをいただき、経営や新規事業の難しさとやりがいを実感しました。
また、「フィールドスタディ」でマレーシアに赴き、現地の企業を訪問した経験も忘れられません。代表の方や従業員の方々にお話を聞く中で、「経営理念が社内に浸透し、全員が共感しているからこそ一丸となって経営を進められる」といった企業経営の考え方についても学びました。

一歩踏み出して出合った“偶然”が“夢”になる
今後の目標、これから挑戦したいことを教えてください。
大学生活を通じ、「航空業界」という新しい目標ができました。所属しているゼミの原田将教授から紹介していただいた書籍『真実の瞬間』に、「ビジネスの最前線に立つ接客業はブランディングにおいて重要なポジション」と書かれていたこともあり、現在はサービスを提供する客室乗務員を目指しています。

高校生の皆さんにメッセージをお願いします。
“予期しない偶然をキャッチすることで、よりよい人生を送ることができる”という「計画的偶発性理論」という考え方があります。私自身、公共経営学科で音楽だけでなくスポーツやボランティアなどの多様な領域に触れ、新しい夢を見つけることができました。皆さんも、一歩踏み出してみてください。

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